キム・ユンソク&ヨ・ジング主演映画「ファイ」ついにクランクアップ“下半期公開”

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写真=SHOW BOX
「地球を守れ!」のチャン・ジュナン監督の新作「ファイ」(制作:ナウフィルム)が先月25日、すべての撮影を終えてクランクアップした。

「ファイ」は5人の犯罪者を父として持つ少年のファイと少年の人生を根こそぎ変えてしまった冷酷な隊長である父、ソクテが15年間隠してきた真実が明かされ、すべてが変わっていく男たちの物語を描いた映画だ。

ヨ・ジング並びに彼を育てた5人の犯罪者である父親キム・ユンソク、チョ・ジヌン、チャン・ヒョンソン、キム・ソンギュン、パク・ヘジュンまで最高の演技派俳優たちの世代を超える完璧な共演を誇りながら、5ヶ月間撮影を続けてきた。

今回の作品で犯罪者である5人の父親たちが持つそれぞれの技術と長所を学びながら育った17歳の少年で、状況に順応しながら生きていたところ、真実を前にして変化を迎えることになるファイ役はMBCドラマ「太陽を抱く月」「会いたい」を通してお茶の間を掌握したヨ・ジングが務めた。主演として2013年もっとも強力なスクリーンデビューを果たす予定だ。

そして冷たく、冷酷なカリスマ隊長ソクテ役はキム・ユンソクが演じ、「タチャ イカサマ師」「10人の泥棒たち」など自身の前作のキャラクターを圧倒するカリスマ性を披露するということで期待を集めている。

ここに「悪いやつら」「容疑者X 天才数学者のアリバイ」などで印象的な演技を見せたチョ・ジヌンが純朴な性格のギテ役を、どっしりとした存在感を持つ俳優チャン・ヒョンソンが、計画を立て実行する理性的犯罪者ジンソン役で登場する。また、言葉より行動が先に出る冷血なドンボム役は「隣人」で強烈な演技を見せたキム・ソンギュンが、寡黙な性格の狙撃手ボムス役は「火車」で注目されたパク・ヘジュンが務めるなど演技力を誇る俳優たちの出会いに注目が集まっている。

さらに、デビュー作「地球を守れ!」で従来の映画の枠を壊す新鮮さと予測不可能などんでん返しや風刺で、韓国の映画界を驚かせ、大鐘賞、青龍映画賞、大韓民国映画大賞など、韓国の各種映画祭で新人監督賞を受賞したチャン・ジュナン監督の「カメリア」以来となる3年ぶりの新作だ。

大胆な設定と吸引力のある内容でシナリオの段階から話題を集めた「ファイ」は、それぞれ異なる個性を持った俳優たちの強烈な演技によるシナジーとともに後半作業を経て、今年の下半期に韓国で公開される予定だ。

記者 : チョ・ジヨン