俳優イ・ビョンホンが、地上波放送局のドラマプロデューサー30人が選んだ“ドラマの編成に影響力を持つ俳優”ランキングで1位となった。

イ・ビョンホンが所属しているBHエンターテインメントのソン・ソクウ代表は9日、TVレポートに「イ・ビョンホンが最高の専門家から高い評価を頂いたことに感謝する」とイ・ビョンホンの代わりに感想を伝えた。

イ・ビョンホンは、TVレポートが3月26日から4月2日までの1週間、ドラマプロデューサー30人を対象に行った“ドラマの編成に影響力を持つ俳優”というアンケートで合計20票を獲得し、男性俳優のランキングで1位、全体の中でも1位となった。

イ・ビョンホンを選んだプロデューサーは口を揃えて「イ・ビョンホンは独歩的な存在だ」と称えた。イ・ビョンホンと一緒に仕事をしたことがあるというあるプロデューサーは「イ・ビョンホンはまず日本市場で売れる俳優で、映画とドラマの両方で認められているごく少ない俳優の一人だ。簡単に作品を決めない彼の慎重な姿勢も大きな役割を果たしたと思う。出演したドラマがすべてヒットしたという事実は、作品を選ぶ彼の目が正確だという信頼を与えている」と説明した。

プロデューサーたちのこのような反応を見れば、イ・ビョンホンにドラマ出演のオファーが殺到するだろうと思うはずだが、ソン・ソクウ代表は「ハリウッド映画に進出した、観客1000万人を動員したなどのイシューのせいで、考えもしなくなったのか、むしろドラマの出演オファーがなくなった」と手のひらを振った。続いて「私たちはいつも考え方をオープンにしている。ドラマにはドラマなりの意味があるからだ」とドラマ出演を希望した。

1991年にKBS公開採用第14期としてデビューしたイ・ビョンホンは、「明日は愛」で注目若手俳優の仲間入りを果たして以来、「ポリス～愛と追憶の果てに～」「アスファルトの男」「風の息子」「美しい彼女」「白夜3.98」「Happy Together」「美しき日々」「オールイン 運命の愛」「IRIS -アイリス-」など、主演を務めたほとんどのドラマをヒットさせた。

彼の影響力はドラマだけでなく、「我が心のオルガン」「JSA」「バンジージャンプする」「甘い人生」「グッド・バッド・ウィアード」「悪魔を見た」「王になった男」など、映画のヒットにも繋がった。最近ではイ・ビョンホンが出演したハリウッド映画「G.I.ジョー バック2リベンジ」が良い成績を記録し“ワールドスター”としての立場も確実に固めた。

イ・ビョンホンに続く2位から5位には、チョ・インソン、ソン・ジュンギ、ヒョンビン、キム・スヒョンが選ばれた。“ドラマの編成に影響力を持つ俳優”の女優版ランキングではハ・ジウォンが1位、コ・ヒョンジョン、キム・テヒが共に2位となり、ソン・イェジンが3位、ソン・ヘギョが4位、コン・ヒョジン、ムン・チェウォン、ハン・ヒョジュが共に5位となった。