Vol.4 ― f(x) エンバ「最近、ソルリと愛嬌対決をしています」

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f(x) エンバはSMエンターテインメント(以下SM)の先輩歌手BoAを“ヌナ”(男性が目上の女性を呼ぶとき使う言葉)と呼び、SNSには様々な写真を毎日のように掲載する。さらにアニメ「ポケットモンスター」のカードを巡ってあたふたしたりもする。エンバとインタビューをしながら普通にできることが、エンバにとっては特別なことのように感じる理由について話を聞いた。

―背が高いですね。

エンバ:私は身長163cmだと言われることが多いですが、f(x)では2番目に背が高いんですよ。

―足が長いと思います。

エンバ:これは秘密なんですけど、私は父に似て足が長いです(笑) ステージでは他のメンバーたちはハイヒールを履きますが、私はウェッジヒールを履きます。高いところの空気は新鮮ですよ。

―流暢に韓国語が話せるようになりましたね。

エンバ:まだまだです。メンバーたちにも「まだまだ下手だよ」と言われていますし、韓国語はビクトリア姉さんの方が上手です。私はまだタメ口で話す方が楽ですね。敬語にはまだ慣れていません。

―SMでは誰と仲がいいですか?

エンバ:少女時代のサニー姉さん、SHINeeのキー兄さん、SUPER JUNIORのカンイン兄さんが可愛がってくれます。そして私とSHINeeのジョンヒョン兄さん、SUPER JUNIORのドンヘ兄さんはSMで“恐竜”というあだ名で呼ばれています。

―BoAとも仲がいいですよね?

エンバ:そうです。BoA姉さんとも仲がいいです。実は「NU ABO」で活動する前まではあまり会う機会もありませんでした。でも、あるイベントに参加するために同じ飛行機に乗ったことがあったのですが、BoA姉さんを見て「あ、大先輩!」と言ったんですよ。そうしたら飛行機を降りていきなりBoA姉さんが私に「エンバ!ヌナって呼んでよ」と言いました。本当にビックリしたのですが、その時からずっと“ヌナ”って呼んでいます。連絡も取り合っています。BoA姉さんって面白い人ですよ。

―f(x)のメンバーの中で、SNSを一番よく利用すると聞きましたが……

エンバ:SNSをよく利用しようとしています。ファンたちのコメントがあまりにも多くて全部読むことはできませんが、もっとファンたちと交流したいと思っています。SNSを通じてf(x)が活動していな時には何をしながら過ごしているのかを見せたいです。

―この間、f(x)のファンたちが小児がんの子供たちのために寄付金を渡したと聞きました。

エンバ:本当に嬉しかったです。私もいつかは寄付したいと思っていたのですが、ファンたちが先に寄付したので、本当に誇らしく思っています。個人的には私たちにプレゼントをくれるのもいいけれど、寄付してくれる方がもっと嬉しいです。

―女性らしいスタイルが好きなファンたちもいるのではありませんか?

エンバ:いますよ。実際にデビュー後、本当に女性らしくなったと思います。昔はメイクをどう落とすのかも知らなくて石鹸で洗顔して怒られたこともあります。最近は肌にも気を使っています。そして私は愛嬌を振りまくのが苦手なんです。韓国で暮らすようになってから段々と愛嬌を振りまくようになりました。最近はソルリと愛嬌対決をしています。

―「ポケットモンスター」のカードを巡りTwitterで争うのを見ましたが……

エンバ:「ポケットモンスター」は思い出たっぷりのアニメです。土曜日に早く起きて見ていたアニメですよ。それでカードもたくさん集めていましたね。それなのに母が私のカードを他の人にあげようとしたと聞きました。幸いにも姉が私のカードを守ってくれました。タンスに隠しておいたものを母がどうやって探し出したのかは分かりません。「ポケットモンスター」のない世界は考えられません。

―絵が上手ですよね?

エンバ:上手というよりは好きですね。スケッチブックなどの道具もプレゼントしてもらいました。

―f(x)の他に最近聴いている音楽はありますか?

エンバ:エリー・ゴールディングというイギリスの歌手が好きです。ブルーノ・マーズも好きです。SHINeeの音楽も聴いています。音楽の仕事をしているので、様々なジャンルの音楽を聴くようにしています。

―個人的な目標などはありますか?

エンバ:新しいものを求める歌手になりたいです。多様なジャンルの音楽ができる、これまで見たことのない歌手になりたいです。

記者 : イ・スンロク、写真 : ユ・ジニョン