「男子の資格」チュ・サンウク“視聴率を上げるために努力する”

OSEN |

「『いつも通り、頑張ります』という言葉は嫌いだ」

聞いていた通り、男の中の男だ。「口先だけの言葉は言えない」と確固とした覚悟の言葉を残した。視聴率を上げるため努力するという。

現在KBS 2TVのバラエティ番組「ハッピーサンデー-男子の資格」(以下「男子の資格」)で大活躍中の俳優チュ・サンウクに出会った。先日、4年間CMモデルをしているある紳士服ブランドのCM撮影現場で会った彼は「男子の資格」の話が出ると舌打ちをした。映画に新しいドラマ、CMまでと忙しいが「男子の資格」も手放したくないと言った。最近視聴率が下がり、しばしば失望や非難混じりの評価も聞こえてくるが、「僕ができる限り一生懸命にやってみる。結果よりは過程が重要だという言葉もあるが、実は番組というものは視聴率が物語るものではないだろうか。視聴率を上げるため努力する。メンバーと気持ちを通じ合わせなければ!」と情熱と意志を表した。

◆チュ・サンウクとの一問一答

―「男子の資格」に合流してから、いつの間にか8ヶ月が過ぎた。変化は?

チュ・サンウク:まず得たものが多い。バラエティをしてからさらにいいことが多い。もちろん、(入る時は)もっと大きなイメージを描いていたのでまだ足りない部分もあるが、知名度も上がったし、「男子の資格」のおかげで僕のことが好きになったというファンも増えたと思う。実は、最初に出演を決めたときは俳優なのにお笑い芸人に見えるのではないかと不安もあったけれど、今はなくなった。

―予想より早く適応したようだ。バラエティ初心者というにはかなりベテランらしい姿も見える。最近では「フンボノルボ伝」のため女装までした。

チュ・サンウク:実は、女装は負担だった。「女装をする、しない」というふうに制作陣と揉めたくはなかった。バラエティのメンバーになったからには「僕は俳優だからこんなのはだめ」という考えはあり得ないと思う。それならばバラエティをしない方がいいと思う。せっかくすることにしたのだから気持ち良くした方がいいではないか。それで女装もしてみたけれど、実際に悪くなかった。視聴者の方々が僕を見て一度笑ってくれればそれだけでいいのではないか。

―「男子の資格」で一番親しいメンバーは誰なのか?

チュ・サンウク:(キム)ジュノ兄さんだ。年齢も近く、二人ともゴルフが好きで時々一緒に行ったりした。実は「男子の資格」のメンバーとプライベートでお酒を飲んだことはない。(イ)ギョンギュ兄さんも番組を5本して映画まで制作しており、ジュノ兄さんもテレビ出演と事業を両立しているのでとても忙しい。僕も映画やドラマ出演で、一度飲み会をしたいと思ってもなかなか余裕がなかった。スタッフとメンバー全員の会食は何回かあったと思うけれど、まだメンバーたちとはそういうことがない。近いうちにお酒を一回飲まなければ(笑)

―良い点が多くても「男子の資格」に惜しいところもあるようだが。

チュ・サンウク:ああ。どうしても視聴率がそうだ。まだ期待と予想した水準にまで達していないのが事実だ。毎週熱心に撮影し、挑戦しているけれど、もっと話題になれたらと思う。

―独身であるのでチュ・サンウクの恋愛や結婚への関心が高い。番組でもよく言われるようだが。

チュ・サンウク:恋愛の空白期間がなぜここまで長いかと?実は出会っていたりする(笑) 正直、平凡な一般の人に会う場合、熱愛報道が出ることはあまりないと思う。実は……とてもスケジュールが忙しくて、最初は皆理解して気遣ってくれてもそのような状況が長引くと結局別れることになる。毎日見ても物足りないのにたまの1度しか会えないから。だから恋愛は容易ではない。個人的に“社内恋愛(芸能人同士の恋愛)”を理解できる。それ以外の場合、相手のスケジュールを理解してくれることが容易ではないからだ。

―「男子の資格」を通じてカ・エランキャスターとラブラブな雰囲気が作られた。実際の理想のタイプは?

チュ・サンウク:気さくな性格で、どうせなら背も高くてスタイルも良い人がいい。男なら皆同じだと思う。でも、今は性格が一番重要だと思う。だが、理想のタイプがあるとしても必ずそのような女性に出会ったり付き合ったりはしないだろう。理想は理想なだけ(笑) ああ、カ・エランアナウンサーとは番組を通じて知り合ったし、番組の雰囲気のため面白い瞬間が作られたが、正直言って連絡先も知らない。

―最近OCNのドラマ「特殊事件専門担当班TEN」シーズン2の撮影も始まった。シーズン1に続いて出演を決めた理由でもあるのか?

チュ・サンウク:僕はシーズン制ドラマに賛成し、好きだ。その代わりにシーズン1の出演者がそのまま出演するシーズン2にならなければならない。制作陣も俳優も全員そのまま参加し、全部話せなかった話や残っている話を示すという概念にならなければならないと思う。今回もシーズン1に出演した僕とチョ・アン、キム・サンホ先輩などや制作陣が引き続き参加した。やはり息ぴったりで雰囲気も良く、期待している。

―つい最近まで映画「膺懲者」を撮影していたが、今回はドラマに出演する。「男子の資格」との両立が厳しいのではないか?

チュ・サンウク:倒れず捨て身の覚悟で臨むしかないじゃないか(笑) 実際、映画やドラマに「男子の資格」まで加わり、ずっと作品と番組の放送を両立してきた。今は慣れたけれど、体力的に厳しい時もある。でもすぐに「男子の資格」をやめたり、おろそかにしたくない。僕が「男子の資格」をいつまでするかは分からないけれど、出演する間は頑張りたい。

―最後に、ファンと視聴者に“覚悟”を伝えてほしい。

チュ・サンウク:「いつも通りに頑張ります」という言葉はあまり好きではない。個人的に毎日新しいものを探して努力しようとするタイプなので、できる限りたくさんチャレンジしている姿をお見せしたいと思う。また、いくら結果より過程が重要だと言ってもテレビ番組というものは結局視聴率が物語るものではないか。視聴率を上げるため努力する。メンバーと気持ちを通じ合わせたいと思う。

記者 : ユン・ガイ