検察側、コ・ヨンウクに位置追跡装置装着命令を請求

OSEN |

未成年者との性行為、あるいはわいせつ行為をした疑いがもたれているコ・ヨンウクに対し、検察側は裁判所に位置追跡電子装置(電子アンクレット)付着命令を請求した。

28日午前、同事件を担当しているソウル西部地方検察庁の関係者は、「昨日コ・ヨンウクに電子アンクレットを付着する命令を裁判所に請求した。今日(28日)行われる裁判ではこれに関する話があるだろう」とOSENに明かした。

1月、検察はコ・ヨンウクに電子アンクレットの付着を請求できるレベルの疑惑がもたれているため、検討しているという事実を明かしていた。だが、初の裁判が行われた14日は、調査を依頼した保護観察所で結果が出されず、請求できなかった。当時検察は「まだ検討中だ。裁判所に電子アンクレット着用の請求をしなかった。これは裁判中に請求できる」と説明した。

これからコ・ヨンウクは、未成年者である被害者との性行為が、強制的に行われたかどうかや、電子アンクレット着用問題を巡って検察と激しく対立すると見られる。

コ・ヨンウクは28日午後4時40分、ソウル西部地方裁判所303号で2度目の公判を行う。

これに先立ち、14日に行われた初の裁判で検察とコ・ヨンウクは事件発生時の状況を確認することで互いの立場を確認した。検察は事件発生当時未成年者であった計4人の被害者と性行為をした時、コ・ヨンウクが無理やり行ったと主張し、コ・ヨンウク側は恋愛感情があって出会っただけで、強引に行った行為ではなかったと明かした。

コ・ヨンウクは、昨年12月1日午後4時40分頃、ソウル西大門(ソデムン)区弘恩(ホンウン)洞で帰宅中だった女子中学生Aさんに接近し、芸能関係者を名乗ってAさんを車に乗せ、身体を触るなどわいせつな行為をした疑いがもたれている。検察は1月10日にコ・ヨンウクを起訴し、昨年5月発生して捜査が行われていた3件の未成年者強姦事件と併せて処理している。

記者 : イム・ヨンジン