「花を咲かせろ!イ・テベク」クリエイティブな思考がモチーフになったドラマ

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写真=イ・ジョンミン

KBS 2TV「花を咲かせろ!イ・テベク」広告人イ・ジェソクのクリエイティブな考え方がモチーフになった

俳優チン・グが「立ち上がって挨拶する」といきなり椅子の上に上がった。広告人の人生を描いたドラマ「花を咲かせろ!イ・テベク」の主演としての“クリエイティブ”が光る自己紹介だった。

KBS新月火ドラマ「花を咲かせろ!イ・テベク」(脚本:ソル・ジュンソク、イ・ジェハ、演出:パク・キホ、イ・ソヨン)の制作発表会が30日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)にあるコンラッドホテルで行われ、チン・グ、パク・ハソン、ハン・チェヨン、チョ・ヒョンジェ、コ・チャンソク、Secret ソナ、EDEN ヒソン、Dal★Shabet アヨンなどの俳優とパク・キホ監督が出席した。

パク・キホ監督は、看板店で働いていたイ・テベクが広告人に成功する話を描いた同ドラマのテーマに対し「『小川から竜が生まれる(鳶が鷹を生む)』『負け犬も十分成功できる』という話を描きたい」と説明した。実際にKBSに入社する前に、広告会社のLG ADで1年半AE(アカウントエグゼクティブ:広告代理店のクライアント担当者)として仕事をした経歴があるという彼に「花を咲かせろ!イ・テベク」はうってつけのドラマだ。パク監督はこのドラマにインスピレーションを与えた広告人イ・ジェソクを言及し、「世界の枠を自身に合わせる彼のクリエイティブな考え方がドラマの背景になった」と語った。

写真=イ・ジョンミン
イ・テベク役のチン・グは「イ・ジェソクさんとは一度も会ったことないが、出版された本(「広告の天才、イ・ジェソク」)は見た」とし、「僕が考えたイ・テベクと本の内容が違って視聴者たちにもう少し身近に近付けるよう監督と相談しながら撮影している」と伝えた。チン・グは自身が演じるキャラクターに対し「家族と同僚を一番に愛し、自身の仕事を愛するところにイ・テベクの人間的な部分がある」と説明した。

イ・テベクは“二十代の大半が失業者”という表現から取ってきた名前が物語っているように、88万ウォン世代(若いワーキングプア)の若年失業者を代表する人物だ。クムサンADの下請け業者である看板店でバイトをしていたイ・テベクは、クムサンADのインターン職員であるペク・ジユン(パク・ハソン)、AEコ・アリ(ハン・チェヨン)、本部長エディ・カン(チョ・ヒョンジェ)と様々なことでぶつかりながら広告人としての人生をスタートさせることになる。

「花を咲かせろ!イ・テベク」は地方大学出身で看板店で働いていたイ・ジェソクが世界有数の国際広告祭を席巻し、広告人として成功する話を盛り込んだエッセイ「広告の天才イ・ジェソク」からモチーフを得たドラマだ。「ゆれながら咲く花」の後番組として2月4日、夜10時から韓国で放送される予定だ。

記者 : イ・ジョンミン、イ・ヒョンジン