チョン・ジヒョン vs ハ・ジウォン、どっちが強い?“今年のアクションクイーン”

OSEN |

今年のスクリーンは、男性のアクション映画が圧倒的に多い。ラインアップだけ見ると、女優が前面に出る映画はそれほど見かけない状況だ。しかし、その中でも韓国映画界を代表する女優チョン・ジヒョンとハ・ジウォンが“アクションクイーン”としての魅力を披露する予定だ。

チョン・ジヒョンは、31日に公開される映画「ベルリンファイル」で、“アクションジヒョン”の顔を思う存分アピールする。

今年最初にして最高の期待作とされている「ベルリンファイル」は、生きては帰れない都市ベルリンをステージに、それぞれの目的のためにお互いが標的となった3人の男と一人の女のスパイアクションを描く作品だ。映画で、ピョ・ジョンソン(ハ・ジョンウ)の妻で秘密の鍵を握った美しい通訳のリョン・ジョンヒ役を演じるチョン・ジヒョンは、「ラスト・ブラッド」「10人の泥棒たち」に続き、またワイヤーアクションなどの強力なアクション演技を披露する。撮影中には弾薬の破片によって顔を怪我したりもした。

パク・チャヌク監督が作品を見て「チョン・ジヒョン、びっくりした」というメールをリュ・スンワン監督に贈ったエピソードは有名だ。チョン・ジヒョンは、「アクションシーンの経験があるので、自然と体の動かし方を知っている。完璧で素晴らしいというほどではないが、毎日体を鍛えているので、自分の体について少しは知っている方だと思う」と自分のアクション感覚について説明した。「10人の泥棒たち」とはまた違うチョン・ジヒョンの強烈ながらも女性らしい変身が期待される。

“女戦士”ハ・ジウォンは、時代劇アクションに乗り出す。上半期公開される「朝鮮美女三銃士」の主演として観客に出会う予定だ。

ハ・ジウォンがカン・イェウォン、Brown Eyed Girls ガインと共演したこの映画は、朝鮮時代を背景に王室を覆し権力を握ろうとする勢力に立ち向かう3人の美女の物語を描くアクション時代劇で、ハ・ジウォンは聡明で正義に満ちた美女三銃士のリーダー、ジノク役を演じ、映画を率いる。

自他共に認めるアクションクイーンのハ・ジウォンは、男性俳優に劣らない強力なアクションと大型時代劇らしい膨大な撮影量を演じ切ったという。

ハ・ジウォンはこれまでドラマ「チェオクの剣」「シークレット・ガーデン」「キング~Two Hearts」、映画「デュエリスト」「第7鉱区」などを通じて得意のアクション才能を発揮してきた。時代劇アクションではあるが、「チェオクの剣」とはまた違う魅力を披露すると期待される。

記者 : チェ・ナヨン