「大風水」イ・ジン“代役を使ったシーンが気に入らなかった”惜しい気持ちを吐露

TVREPORT |

SBS大企画「大風水」(脚本:ナム・ソンニョン、パク・サンヒ、演出:イ・ヨンソク、ナム・ゴン)で好評を得た女優イ・ジンが、残念だった部分について言及した。

イ・ジンは7日、TVレポートのとのインタビューで「私だけでなく、全ての俳優がそうだと思うが、完璧に気に入る演技はないようだ」とし、「いつも物足りなさが残る」と語った。

「大風水」でイ・ジンは、堅固な意志と真っ直ぐな性格を持ったソウングァンの教授で、切ない母性愛の持ち主でもあるヨンジの若い頃を熱演した。ドンリュン(チェ・ジェウン)に恋をしてチサン(チソン)を妊娠するが、イ・インイム(チョ・ミンギ)の妻になる悲運のキャラクターだ。

イ・ジンはこの日、残念だったシーンに対して「第1話で馬に乗るシーンがあったが、代役を使った。放送で代役の顔が見えた。フルショットなのに私の顔でないことが気に入らなかった」と残念な気持ちを打ち明けた。「大風水」第1話でヨンジは、高麗の武士をまいて、船で逃げたドンリュンの後を馬に乗って追っていた。

写真=SBS
続いて「撮影に入る前から乗馬の練習をしたが、速度が速くなると怖かった。完璧に学ばなければならなかったのに、残念だ。今は自信がついて上手に乗れる」と付け加えた。

記憶に残るシーンとしては、第8話でドンリュンのことを思い出すシーンを挙げた。監獄に入れられたヨンジは、ドンリュンの幻を見て「怖くも、寂しくもないでしょう。耐えてみせます。あなたがここで生きたまま出たように、私も生きてその子を探します」と涙で誓った。

これに対してイ・ジンは「セリフもよかったし、BGMもよかった。撮影する時も感じがよかったけど、放送で見たらもっとよかった」と微笑んだ。

全36話のドラマ「大風水」は、国運が衰えた高麗末期、乱世の英雄イ・ソンゲ(チ・ジニ)を王に押し立てる導師たちのストーリーを描いたファクション(factとfictionの合成語、事実と虚構を織り交ぜた作品)時代劇だ。イ・ジンは韓国で1日に放送された「大風水」第8話を最後に退場し、女優イ・スンヨンがバトンを受け、年を取ったヨンジを演じる。

写真=SBS

記者 : パク・グィイム、写真 : キム・ジェチャン