【スターコラム】TEENTOP“世界に向かって走ろう!” ― Vol.4

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デビュー3年目、音楽界でTEENTOPというグループの名前を残すために今も努力している。彼らの目標は、韓国にとどまらず、世界に向かっている。汗と情熱、そして数回の試行錯誤を経てTEENTOPは、グローバル時代にふさわしい歌手になる日を待ち望んでいる。今も、より大きな夢に向かって走る6人のメンバーに拍手を送る。/編集者

NAVER スターコラム:TEENTOP

TEENTOPの海外公演について話します。NIELからバトンを渡されたL.JOEです!

練習生の時からたくさんの先輩歌手が海外でコンサートをするのを見ながら「僕たちはいつああいうステージに立つのだろうか」とうらやましく思ったし、憧れた。また、先輩の素敵な姿を見ながら「必ず!TEENTOPもやろう!」と誓った。大きな目標を立てた僕は、外国語を学びながら着実に準備を続けた。韓国のみならず、海外でも積極的に活動すれば、世界各国に韓国を知らせる“文化大統領”になれるという事実を、最近身を持って感じている。

思い返せば、デビューはアメリカの番組で?

考えてみれば、TEENTOP初の番組出演は、韓国よりアメリカが先だった。練習生時代、韓国に来てK-POP歌手が歌手になる過程を取材し、放送するアメリカのMTVのある番組で、僕たちがデビューを準備する過程を密着取材されたことがある。僕たちは、デビューもしていないのに海外で僕たちの姿が放送されるということを不思議に思いながら撮影した。

僕は、アメリカに住んでいたことがあって、そのときメンバーより少し上手な英語の実力を自慢しながらインタビューを独占した。短い間だったけれど、アメリカに住んだ経験がこんなに役に立つんだと思いながら、もっと熱心に英語の勉強をしておけばよかったと後悔もした。いざマイクを持って英語でしゃべろうとすると、緊張したせいか上手くしゃべれなかった(涙) これからまたチャンスが訪れるかもしれないから、一生懸命練習しなくては!

デビュー後は色々な国からファンレターやプレゼントが届くことが本当に不思議だった。僕たちのことをどうして知っているんだろう。韓国、日本、中国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシアなどのアジアだけでなく、南アメリカやヨーロッパまで! うわー、世界って本当に広いし色々だな。辛くても、疲れても、全世界で僕たちを応援してくれるファンを思うと頑張れる。アジャアジャ(頑張れの意味)!


ときめきいっぱいだった日本でのステージ

TEENTOPとして初めての海外訪問先は日本だった。日本では、デビューするやいなやファンクラブができるほど、韓国の歌手に対して関心が高かったし、僕たちも多くの方から応援され、わざわざ来てくださるファンもいた。上手だとは言えない韓国語だけど、日本のファンたちが送ってくれた手紙を読みながら、感動したことも多い。

そして、デビューして3ヶ月ぐらい経ったとき、初めて日本で単独ファンミーティングを行うという話を聞いた。初めて聞いたとき、僕を含めたメンバーはみんな何度も事務所に聞いた。「本当に僕たちTEENTOPだけを見に日本のファンが集まるんですか?」と。会場も2千人ぐらい入る場所だったし。僕たちは本当に嬉しかった~!!韓国でもない日本に、僕たちのことが好きで来てくれるファンが何千人もいる?本当なんだろうか?夢みたいだった。

その間一生懸命勉強した日本語の腕を自慢しようと、僕たちは日本語で会話をしてみるなど、熱心に練習した。生まれて初めて日本語の歌詞でコンサートを準備しながらドキドキしたあのとき。そのようにして日本での単独ファンミーティングのステージを終えた僕たちは、みんな「外国語の勉強、熱心にするべきだ」と叫んだし、僕ももう一度決心した。

音楽には言語の壁がないと言われるけれど、それでも「もっと素早くファンとコミュニケーションを取るには、今よりもっと勉強しなければ」と実感した瞬間だった。そのたびにRICKYとCHANGJOは「兄さんは英語が上手じゃないか」と言いながらうらやましがる。僕も一方ではよかったと思うし。ハハハ。日本での活動は、ファンミーティングを始め、番組出演、様々なコンサートにつながった。多くのことを学び、気づかされた日々だった。


僕たち、カナダでも?

タイ、シンガポール、マレーシア、台湾で活動していた僕たちは、カナダにも進出した。

スケジュール上、たまに一日中飛行機で移動し、コンサートを終えた後、その夜にまた空港に戻らなければならない大変なスケジュールもあった。そのときは、もうちょっと長く滞在して、海外のファンに会うことができたらと残念に思ったりした。だけど、空港やコンサート会場で僕たちを歓迎してくれるファンを見ると、本当にやりがいを感じるし、嬉しくてしょうがなかった。

空港に着いた瞬間、歓迎してくれるファンたちの歓声を聞いていると、長時間のフライトで疲れていたこともすぐ忘れるし、僕たちの名前が逆さまに書いてあるプラカードを持っている海外のファンを見て笑ったり、感謝したりした。

特に、カナダに行ったときにはまったく予想できなかったけど、僕たちの歌を知っていて僕たちの名前を呼んでくれ、好んでくださるファンの方々がいてビックリした。13時間のフライトの後に聞いた「TEENTOP、愛してる」は、今もリアルに覚えている。今はアメリカ、カナダ、ヨーロッパなど、あらゆる地域でK-POPの人気が高いけれど、まさか空港まで僕たちを見に来てくれるファンがいるなんて……本当にありがとうございます!!!

英語圏の国に行けば、普段とは違って僕は口数が多くなる。インタビューや色々なコメントを担当しなければならないから! ステージでは英語で紹介して、たまに通訳をしたりすればメンバーが普段とは違う目で見る(笑) 思わず僕もウキウキする!ハハハ!

台湾で行った初の単独ファンミーティングのときには、タクシーとワゴン車で移動する途中にファンの方々が乗った数十台の車が僕たちの車についてきて、雨道で交通事故が起きたこともあった。コンサート会場に向かう途中だったけど、ファンの安全が気になってしばらく車を止めて状況を把握したし、幸い大きな事故ではなかったので安堵のため息をついたこともあった。情熱的に好きになってくれることには本当に感謝しているけれど、危険な状況は望んでいない(涙)

この頃は、海外のファンの方々もみんな情熱的で積極的だけど、特にC.A.P兄さんのファンの中には男性が多い。遠くからも大きな声で名前を呼びながら応援する男性ファンの声が聞こえると、ほとんど「C.A.P!」と叫んでいる。やはり素敵な男は素敵な男が分かるというか。そのときウキウキするC.A.P兄さんは、実は可愛いところが多い!


海外での活動、なかなか面白い!

韓国と海外を行き来するのは、本当に休む暇もないスケジュールだけど、最初とは違い活動の合間を縫って僕たちの時間を満喫するようになった。その時間を“休暇”だと思い、短い間だけどメンバーらと海外旅行に来たと思えば、心だけは気楽になった。

日本の札幌に行ったときだった。少し余った時間に僕たちは雪の積もった原野で走りながらセルフMVを撮った。あまり眠れず、厳しいスケジュールをこなしていたのに。どこからそんな力が出たのか、雪の積もった野原をやたらと走り回った。また、番組収録のためにタイに行ったときは、象に乗ってちょっとだけ旅行を楽しんだ。

多くの国で僕たちを歓迎してくれるファンを見るたびに長く滞在できず、コンサートだけやってそこを離れなければならないことに申し訳ない気持ちになるときがある。また、一方ではこのようにコンサートをしながら色々な都市を訪れることができるということにやりがいを感じるし、特に!僕たちを歓迎してくれるファンがいるという事実に感謝の気持ちでいっぱいだ。

この前は、南アメリカからもコンサートの要請が来たし、ヨーロッパの番組でも僕たちの歌が紹介され、多くのファンから実際に会える日を待っているというファンレターをもらうこともあった。そのようなときは、K-POPを世界に知らせる歌手として活動していることにやりがいを感じる。また、引き続き成長する姿をお見せしなくてはという使命感も抱く。


タイでの単独ファンミーティング!

この前僕たちTEENTOPは、タイで単独ファンミーティングを開催し、現地のファンたちに会った。タイは、何回か他の歌手らと一緒に開催したコンサートのために訪れたことはあるが、単独のファンミーティングは今回が初めてで事前にたくさん準備した。

タイの方々に喜んでもらうためには何をすべきかとたくさん悩み、短い時間だけど一緒に知って一緒に共有できるものがあればと思い、長時間話し合って、ステージのため練習に練習を重ねた。タイ語は発音が難しくて、いくら覚えても話していると発音がメチャクチャになったり、イントネーションが間違ってよく分かっていただけないときが多い。今回のファンミーティングのためにも一生懸命習って準備した!ファンの皆さんに僕たちの話がよく伝わるように!

タイ訪問の準備しながら、デビューしてあまり経っていなかった頃に初めてタイを訪れたときのことを思い出した。タイでの初コンサートがあった日、同行した社長から控え室で10個の短文の暗記テストを受けた。何回もテストを繰り返した結果、ビリはRICKYだった!ビリになったRICKYはショックだったのか、1人でタイ語をもっと勉強して記者会見会場に向かった。記者会見で知っているタイ語があれば一言言ってほしいという要望を受け、みんな下手なタイ語で短いあいさつをした。

いよいよRICKYの番!「ポムラックン(愛してる)」と言おうとしたRICKYは、「ポム、ポム、ポム」とたどたどしく言ったが……結局「申し訳ありません」と言いながら愛嬌のある笑顔を見せた。RICKYにこのような辛い思い出があったためなのか、僕たちみんなは今回の訪問に先立ち、タイ語の勉強をもっと熱心にした。そのおかげでもう少し長い文章を言えるようになった。現地の関係者の方々から発音がいいと褒めていただいて、本当に気持ちよかった。だから僕たちは、もっと自信を持って言うことができた。

ファンの方々が短い言葉ではあるけれど、理解して反応してくれることがとても嬉しかったし、コンサートをしながらタイの伝統の踊りと童謡を習ってみた時、僕たちもタイについて学び、ファンと一緒にすることができる共通点ができたということだけでなんだか嬉しくなった。

また、ファンの方々がありがとうと涙まで見せながらおっしゃるのを見ながら、胸がジンとしてきた。あ、そしてタイから帰ってくる日、空港でのエピソード!

タイでのスケジュールを全部終えた後、RICKYは「帰るときの空港にファンが100人以上出ていればムーンウォークをしながら入る」と話した。飛行機の時間が夜11時を過ぎているとても遅い時間だったので、「たくさんは出てないだろう、絶対そんなことはない」とRICKYは自信満々に言ったが、空港には300人あまりのファンが整然と集まっていたので、僕たちはRICKYに向かって「ムーンウォーク!ムーンウォーク!」と叫んだ。

恥ずかしく思っていたRICKYは、約束通りムーンウォークをしながら出国ゲートまで行ったが、警護員に囲まれ、ファンがあまり見なかったことがとても残念だった。ハハハ。実は、あのときRICKYはムーンウォークをしていたんです!^^

RICKY、今度はもっと広いステージでムーンウォークをしないと!


より広い世界に!

これまで多くの国を訪れ、たくさんのファンと会いながら何より嬉しかったことは、僕たちがK-POPと韓国文化を知らせることに少なからず貢献しているということだった。この前アメリカにいる兄と友人から連絡がきた。アメリカでもK-POPに関心が高いと。新しい音楽やミュージックビデオが出たら探してみると言ったり、TEENTOPのファンもどんどん増えていて気持ちいいとも言った。それからサイン入りのCDを送ってくれと頼まれた。どんなに嬉しくて良い気分だっただろうか。こういう話を聞くたびに、本当に感動せざるを得ない。

僕たちを見るために韓国を訪れて、おいしい韓国料理を食べたと話してくださるファン、またK-POPを理解するために韓国語を熱心に習っているとおっしゃるファン、そしておかげで友人も韓国が好きになって旅行に行きたくなったとおっしゃるファン。このような話が書かれているファンレターは、大きな力になる。それと同時にもう一度自分の仕事を愛し、熱心にしなければならないと思う。

まだデビュー3年目で始まったばかりの段階だけれど、これから他の先輩歌手のように韓国、アジア、そして全世界に羽ばたくTEENTOPになるために努力する。世界に羽ばたくTEENTOPの活躍、たくさん期待してくださいね!

みなさん、愛してます!

文:TEENTOP L.JOE

「NAVER スターコラム」は、注目の俳優やアイドル、アーティストたち本人がコラムを執筆。話題のスターが直接書いたコラムをお届けしています。

記者 : Kstyle編集部、編集 : ファン·ヨンヒ(イシューデイリー局長)