「未熟な犯罪者」ソ・ヨンジュ、第25回東京国際映画祭で韓国初の最優秀男優賞を受賞!

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写真=マイデイリー DB
映画「未熟な犯罪者(Juvenile Offender)」(監督:カン・イグァン)に出演した新人俳優ソ・ヨンジュ(14)が第25回東京国際映画祭で韓国人俳優としては初めて最優秀男優賞を受賞した。

映画「未熟な犯罪者」は、第25回東京国際映画祭の閉幕式で最優秀男優賞と審査員特別賞を受賞し、2冠となった。

東京国際映画祭はアジア圏で最も権威のある映画祭であり、国際映画製作者連盟(International Federation of Film Producers Associations(FIAPF))に認められている映画祭である。映画「未熟な犯罪者」は計15本の作品と競争した。

同作品は第25回東京国際映画祭のコンペティション部門に公式招待された唯一の韓国映画である。さらに2006年ホン・サンス監督の「浜辺の女」が東京国際映画祭コンペティション部門に進出してから約6年ぶりとなっている。

また、1999年パク・ジョンウォン監督の「虹鱒」が審査員特別賞を受賞して以来約13年ぶりの快挙であり、韓国人俳優が最優秀男優賞を受賞するのは今回が初めてである。

映画「未熟な犯罪者」は少年犯罪、シングルマザーなどの社会問題をリアルに描いた点が高く評価された。10月25日と26日両日に行われた公式上映と記者会見を通じ、日本で先に公開された「未熟な犯罪者」は「繊細かつ冷静な視点で描ききった作品で、キャラクターの感情を完璧かつ繊細に描いた点で今年の発見だと言える」という賛辞を受けた。

特に最年少で最優秀男優賞を受賞したソ・ヨンジュについては「成人俳優顔負けの演技力と深い眼差しが印象的な俳優。今後韓国映画界を引っ張っていく素晴らしい俳優が現れた」という賛辞を惜しまなかった。

「未熟な犯罪者」は11月22日に韓国で公開される。

記者 : ペ・ソニョン