チャン・ドンゴン「自分にうんざりしていた」…なぜ?

OSEN |

俳優チャン・ドンゴンが、自分にうんざりしていたと告白した。

チャン・ドンゴンは2日午後、ソウル三清洞(サムチョンドン)のあるカフェで行ったOSENとの取材で「自分にうんざりしていた」と打ち明けた。

彼は映画「危険な関係」を選択した理由を聞く質問に、「最初この作品に接した時、僕は自分にとてもうんざりしていた」と話した。

続いて「映画『マイウェイ 12,000キロの真実』を9~10ヶ月くらい撮影したが、そのような大作の後は、欠乏感のようなものを感じるようになる。大作映画は最初から老若男女誰もが観られる映画にしなければならないので、そのような映画の主人公になると、普遍的な感性に沿って演じなければならない場合がある。そのような演技をした後だと、細かい感情を見せるキャラクターを渇望することになる。『危険な関係』は、そのようなニーズに応える作品だと思った」と話した。

また「他の人に知られていたかどうかは分からないが、僕は内々にスランプを経験していた。俳優として作品を選択して演じながら、いつからか、やりたいものよりやらなければならない作品を選択するようになった。僕が『これはやってはいけない』と思ってやらなかったものもあるし、あまり惹かれなくても『やればうまくいきそうだ』と思い、やったものもある。常に警戒していた態度だったが、いつの間にか心が鈍くなってそんな役柄を選択してきたということに気づいた。気づくのが遅かったようだ」と付け加えた。

「危険な関係」は、上海最高のプレイボーイシェイパン(チャン・ドンゴン)が、上海社交界の女王モジエウィ(セシリア・チャン)と貞淑な未亡人のトゥパンイ(チャン・ツィイー)をおいて賭けをして繰り広げられる映画で、韓国で11日から公開される。

記者 : キム・ギョンジュ