「応答せよ1997」NFINITE ホヤ“僕のパートを歌うとき、以前と歓声が少し変わりました”

10asia |

「正直、誰も予想してませんでした」ホヤ自身だけではなく、誰も容易に予想できないことだった。デビュー後、ずっとINFINITEのラップとダンスを担当してきたメンバー、ホヤが演技をして、また、こんなに立派にやり遂げるとは。最終的に初恋とは結ばれなかったtvN「応答せよ1997」でのジュニの姿がより残念に思えたのは、ジュニの視線と気持ちを切り替えたホヤのおかげだった。初めての演技挑戦だったが、彼は迷うことなくその役に完全にハマった。「ジュニがユンジェ(ソ・イングク)に好きだと告白した時、ユンジェが『おい、からかうなよ』とジュニを殴るシーンがありますよね。本来は大まかに撮影を終わらせようとしたけど、『本当にお前が好きなんだ』というアドリブをもう一度入れてみました。そうすればジュニの気持ちがもう少し切なく伝わると思ったんです」

皮肉にも、ホヤが自分の姿を消してジュニに近づくほど、人々はステージの上での彼にもより大きな歓声を送った。「僕のパートを歌うとき、以前と歓声が少し変わりました。気持ちのせいかもしれないけど、ドラマでジュニが可愛そうに見えたから慰めるかのように歓声を送ってくれているようでした。何か面白くて楽しくなりました(笑)」それによる最も大きな収穫は、自らさらに堂々とするようになったことだ。「確かに自信が湧いてきました。今はカメラがあってもなくてもあまり気にしていません。以前は、2年間活動していてもカメラに対する拒否感が少しあったんですけど」

歌と踊りしか知らなかった青年は、演技を通して自分の可能性を発見することができたが、簡単に浮かばない。演技に対する好奇心を急いで掻き立てるより、自分の本来の居場所を堅く固める時期ということを分かっているからだ。そんな理由で一生「歌って踊りたい」と打ち明けた彼が最優先に考えているものは常に“INFINITE”だ。「INFINITEが一番です」ソンギュ兄さんがMnet『INFINITE 序列王』(以下「序列王」)が大事なのか、『応答せよ1997』が大事なのかと聞いたことがあります。僕は迷うことなく『序列王』が凄く大事だと答えました。INFINITEの名前をかけて活動していますから」と真剣になるのかと思ったら、すぐに微笑みながら一言付け加えた。「でも、もし『応答せよ1997』のチームから聞かれたら、たぶん返事が変わっていたかも?(笑)」

常に微笑んでいたホヤのインタビューは10月21日に発行される「10+Star」の10月号で確認できる。いつもと違う彼の視線を感じられる写真集とともに。

記者 : ファン・ヒョジン、写真 : チェ・ギウォン、翻訳 : チェ・ユンジョン