Vol.2 ― D-UnitのRAM「T-ARA騒動、家族なので胸が痛みます」

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3人組ガールズグループD-Unit(RAM、ZIN、Ujin)は、デビュー前からある修飾語を伴って呼ばれてきた。“T-ARA ボラムの妹RAMのグループ”という修飾語だ。D-UnitのRAMは、ガールズグループT-ARAのメンバー、ボラムの実の妹であり、また歌手のチョン・ヨンロクが父親だということもよく知られている。

D-Unitのデビュー前から“ボラムの妹RAMのグループ”という言葉が、このガールズグループのイメージとアイデンティティを代弁してきた。家族が有名人だということはメリットもあるが、デメリットもあるはずだ。これに関して「デビューしたばかりで、このように言われるのが嫌ではないか」とRAMに尋ねた。

「でも姉だから仕方ないです。姉とは1歳違いですが子供の頃から双子みたいだという話をよく聞きました。外見だけでなく、双子にあるような精神的な共鳴があることもありました」

RAMは姉ボラムとあまり会えないという。ボラムがデビューする前は一緒に暮らしていたが、デビュー後はボラムが寮生活をしているため会うことが難しいそうだ。それでもメールを通じて応援している。RAMは突然思い出したように、姉ボラムがデビューした時の感想を伝えた。

「姉は本当におとなしくて静かです。なので、姉が歌手になると聞いた時、最初は本当に驚きました。むしろ演技の方が合うのではないかと思いましたが、歌手としてデビューしたんですよ。姉がデビューしたと聞いて心配しました。うまくできるのかと心配だったので、その後姉が出る放送を全部チェックしました。でも、いつの頃からか姉が変わり始めました。姉も芸能人になってから性格が変わったみたいです」

T-ARAが国内外で活発な活動を展開し、次第に人気が上がっていった頃、RAMも練習生生活をスタートし、歌手になる準備をしていた。RAMがD-Unitというグループでのデビューの準備を進めていた頃、最近話題となった“T-ARA騒動”が起きた。これにより、T-ARAは早々に活動を停止した。このことに対してRAMはどう考えているのか。

「胸が痛みます。家族ですから。姉もそうですし、メンバーたちもみんな本当に力を合わせて一生懸命活動していたグループなのに、あっという間に騒動になったので。姉とは時々連絡は取っていますが、その騒動に関する話はお互いにしません。実は騒動が起きてからどうなったのか、一度聞いてみたことがあります。ところが姉もよくわからないと言うんです」

そして、ためらってから苦しそうに語り始めた。「その騒動があった時に電話して、『大丈夫?ご飯は食べてる?』と聞いたら『大丈夫じゃない』と言いました。姉がそう言うので、私も気になりました。姉が電話に出ないときは何度も連絡をするようになりました。その問題の真実は当事者しか知らないと思います。ただ、お願いしたいことは無意味な書き込みや噂はしないでほしいです。本当に傷つきます」

記者 : チェ・ジイェ、写真 : ユ・ジンヒョン