Vol.2 ― 「リターン・トゥ・ベース」シン・セギョン“呪いのジンクス?意図したことではありません”

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女優シン・セギョンには、映画やドラマで彼女の恋の相手役を演じた俳優は死ぬというジンクスがある。

MBCシットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)「明日に向かってハイキック」のチェ・ダニエル、MBCドラマ「善徳女王」のパク・ジョンチョル、SBSドラマ「根の深い木~世宗(セジョン)大王の誓い~」のチャン・ヒョク、「ファッションキング」のユ・アインなどが劇中に死を迎えた。そのため、インターネット上では“シン・セギョンの呪い”という噂が駆け巡るというハプニングもあった。

彼女は「ジンクスと言えるほど、多くの作品に出演したわけでもないのに、そういうジンクスができてしまった。私が意図したことではない。どうして呪いなのか分からない」と語った。

映画「リターン・トゥ・ベース」ではRAIN(ピ、本名:チョン・ジフン)との恋愛模様が描かれる。劇中パイロットとして出演したRAINが整備士シン・セギョンに惚れて、彼女も少しずつ心を開いて行く。RAINも死を迎えることになるのだろうか。その答えは映画にある。

現在RAINは軍服務中である。軍隊へ面会に行けなかった彼女は、撮影当時のRAINを思い出しながら「入隊することにストレスを感じていた。入隊のストレスは女性には想像もできないこと。入隊を控えている男性の気持ちは想像もつかない」と言い、「撮影の現場でそういう気持ちは表に出していらっしゃらなかったけど、何となくRAINさんの気持ちが感じられたことがあった。でも、彼は人前でそういう気持ちを出さないように努力するタイプ」と語った。

さらに「まだ面会に行っていない。昨年、映画の撮影が終わってすぐドラマの撮影が始まって時間的に余裕がなかった。他の方は面会に行ったので、私も面会に行きたい。RAINさんを応援したい」と語った。

劇中、RAINのライバルはユ・ジュンサンである。劇中、彼はシン・セギョンと直接は絡まないが、自身が出演している人気ドラマ「棚ぼたのあなた」にシン・セギョンが特別出演するほど、仲の良い先輩後輩の関係である。

彼女は「多くの視聴者から愛されているドラマに特別出演できて光栄だと思っている。本当に面白いドラマだ。このドラマは見ようと思っている。特別出演だったので、残念に思うこともあるけれど、本当にいい経験になった」と感想を伝えた。

彼女は、今後しばらく活動を休止する予定である。映画「リターン・トゥ・ベース」の撮影終了後、ドラマ「根の深い木」と「ファッションキング」に出演した。ドラマも最終回を迎え、映画のプロモーション活動にも参加した彼女は、休むことなく活動してきたのだ。

彼女は今後の活動について「映画のプロモーション活動が終わったらしばらく休む予定。1ヶ月~3ヶ月以上は休むことになると思うけれど、はっきりしたことは分からない」と語った。

映画「リターン・トゥ・ベース」は、ソウル上空を背景に21戦闘飛行団所属のパイロットたちが危機に陥った韓国のために非公式作戦を遂行する物語を描いた作品である。

記者 : キム・ミリ、写真 : ハン・ヒョクスン