PSY「大麻事件の3日後に祖父が亡くなった」

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写真=SBS放送より
歌手PSY(サイ)が、大麻事件に対して後悔していると心情を明かした。

PSYは13日夜に放送されたSBS「ヒーリングキャンプ~楽しいじゃないか~」に出演し、2011年11月の大麻事件について「アメリカで間違ったことを学んで来て…その当時は25歳だったが、本当に恐ろしかった」と話を始めた。

PSYは「警察署では普通、母親は『うちの子はもともとはいい子で…』という反応をするるけれど、私の母親は『こいつ、こうなるんじゃないかと思っていました』という反応だった。父親は握手をしてきて『これを機会にタバコをやめなさい』と言って、警察署を出て行った。意外な反応に警察の方も当惑していたが、父親と握手したその手から心の涙のようなものを感じた」と明かした。

さらに「両親を見て崩れ落ちてしまうかと思ったけれど、淡々とした様子にむしろ強くなった気がした。普通、裕福な家庭で育った場合、悪い状況になっても『親がなんとかしてくれる』と思いやすいが、そのまま行ってしまった両親を見て、私が大きくなって父親を越えたような気分になった」と、当時の様子を振り返った。

PSYはまた、「大麻事件当時、一番大変だったのは祖父だ。どこの祖父や孫よりも仲がよかったのに、大麻事件の3日後に亡くなってしまって、私は遺影を持つこともできなかった。いつまでも後悔している」と声をつまらせた。

記者 : コ・ヒャンミ