ビジュアルロック「Give Me Your Heart」を発表……アーティストとして生まれ変わる

SS501のパク・ジョンミンがソロに、そして今回はROMEOとして復帰した。最近、所属事務所であるCNRメディアとの専属契約効力停止仮処分申請で勝訴したパク・ジョンミン(26)が、日本で“ROMEO”という名前で新曲を発表し、本格的な活動に乗り出す。

ROMEOは、彼の潜在意識の中に潜んでいるもう一つの人格を意味する。濃いアイラインを引き、仮面も被った。音楽のスタイルも違う。ビジュアルロックを掲げたROMEOの音楽は、パク・ジョンミンのそれとはかなり違っている。

“ROMEOプロジェクト”には、安室奈美恵、V6、JUJUなどのプロデュースを担当したJeff Miyahara(ジェフ・ミヤハラ)が参加し、小栗旬などとUNIQLOのクリエイティブディレクターとして活動したタナカノリユキがビジュアルディレクティングを担当した。

7月午後、ソウル江南(カンナム)でOhmyStarと会ったパク・ジョンミンは、「これまで本名で日本で活動してきたが、新しいコンセプトを追求するためにROMEOという名前を使うことになった。9月5日にシングル『Give Me Your Heart』を発表し、本格的な活動を開始する」と語った。

パク・ジョンミンは、「Give Me Your Heart」のミュージックビデオの撮影で、水に溺れる演技を披露し、白黒で対比される内面と外面の異なったイメージを表現するために努力した。イメージカットのために剥製の鳥も採用した。

仮面で顔を覆い、声とナレーションが盛り込まれた予告映像を公開したのみであるが、日本での反応は熱い。7月12日にショーケースを開き、20日に予約を開始したROMEOのシングルは、CD予約販売のオンラインサイトで1位となった。YAMAHAの関係者は「普通、韓国の歌手が日本語で歌えばすぐ分かる。しかし、ROMEOの予告映像を見て、多くの日本人が“日本の歌手だ”と思ったほどだ」と述べた。

ROMEOは9月と10月、日本でシングルを発表し、12月末に全国ツアーを予定している。パク・ジョンミンの活動を首を長くして待っている韓国のファンのために、どんな準備をしているのか尋ねた。パク・ジョンミンは「韓国で発表するアルバムももちろん準備している。10～11月頃に新曲でファンに会えると思う」と付け加えた。