「10人の泥棒たち」公開後最初の土日興行収入、世界1位に

OSEN |

映画「10人の泥棒たち」の7月最後の週末の興行成績が、北米を除く全世界ボックスオフィス(劇場でのチケット販売枚数)ランキングにおいて、一ヶ国での公開作品の中で世界興行収入1位を獲得した。

「10人の泥棒たち」の7月第4週目の興行収益は、1285万9489ドル(約10億円)。映画雑誌の「ハリウッド・リポーター」は「『10人の泥棒たち』はワールドワイドリリースの映画ではない、一ヶ国のみで公開された映画のうち、世界興行収入ランキング1位に輝いた。ワールドワイドリリースと合わせても『ダークナイト ライジング』『アイスエイジ4:コンティネンタル・ドリフト』に続いて3位となる」と伝えた。

「10人の泥棒たち」はフランス、イギリス、香港、日本など各国の興行収入ランキングNo.1映画を押さえ、今週の世界興行収入ランキング1位になり、注目を集めている。米国以外の世界48ヶ国でハリウッド大作ではなく、自国の映画がランキング1位になっている国は、日本と韓国の2ヶ国に過ぎない。

ボックスオフィスMojoの集計によると、世界48ヶ国のうち46ヶ国の興行収入ランキング1位は、「ダークナイト ライジング」「アメイジング・スパイダーマン」「マダガスカル3」「アイスエイジ4:コンティネンタル・ドリフト」などのハリウッド大作だったという。「10人の泥棒たち」は韓国国内ランキングで「ダークナイト ライジング」を押さえ、断トツ1位となっている。

それだけではなく公開2週目の平日観客数が公開1週目より遥かに多く、口コミも良いため、「TSUNAMI -ツナミ-」以来3年ぶりに動員観客数1000万人を超える映画になる可能性が高い。

7月25日より韓国で公開されている同作は、マカオのカジノに隠された稀代のダイヤモンド“太陽の涙”を盗むためにチームを組んだ韓国と中国のプロ泥棒10人が繰り広げる犯罪アクションドラマである。

記者 : チェ・ナヨン