パク・シニャンが主演を務めた映画「結界の男」(監督：チョ・ジンギュ、制作：ショーボックス、(株)メディアフレックス、ジェイアンドピー、配給：ショーボックス、(株)メディアフレックス)が10日に撮影を終えた。

10日、映画「結界の男」はパク・シニャンの撮影を最後に、4ヶ月に渡る撮影を終えた。ソウルにある地下駐車場で行われた最後の撮影は、車の中でごろつきグァンホ(パク・シニャン)とずば抜けた美貌の女性が対話するシーンで、女性の正体は幽霊である。さらにこのシーンは、ごろつきと占い師という二重生活を送っているグァンホを中心に繰り広げられるエピソードである。

ごろつきと占い師を演じたパク・シニャンは、これまで見せてきた穏やかな都会的な姿とこれまで隠してきたユーモラスな姿を披露し、撮影現場の俳優とスタッフの笑いを誘ったという。

さらに3月からソウルと釜山(プサン)で行われた計67回の撮影のうち、約90％に当たる分量を見事に演じきったパク・シニャンにスタッフたちは手作り石鹸と鉢花をプレゼントし、パク・シニャンは撮影のために最善を尽くしてくれたスタッフと握手を交わして暖かい雰囲気の中で撮影を終えたという。

映画「結界の男」は、ごろつきから占い師となった一人の男の二重生活を描いた映画で、パク・シニャンをはじめ、チョン・ヘヨン、オム・ジウォン、キム・ジョンテなどが出演する。2012年下半期に韓国で公開される予定である。