SISTAR“セクシー”から“可愛い”姿に変身!

OSEN |

ガールズグループSISTARがファム・ファタール(魔性の女)のセクシーなコンセプトから、キュートで爽やかなコンセプトに変身しカムバックした。

SISTARは先月28日、サマースペシャルアルバム「Loving U」をリリースし、4日午前まで様々な音源配信チャートの上位圏にランクインし、底力を発揮している。

SISTARは新曲「Loving U」で、今年上半期に披露した挑発的なセクシーコンセプトとは対照的な、新しい魅力をアピールしている。単純にビジュアル面で変わっただけでなく、曲の雰囲気全体が大きく変わり、さらに注目を浴びている。

SISTARは今年4月に発売した初のミニアルバム「Alone」のタイトル曲「私一人(Alone)」で、公開から「Loving U」の活動開始前まで、大きな人気を博した。スリットの深いセクシーな衣装と、片足を上げたり下げたりを繰り返す“鶴脚ダンス”は破格的な露出なしでも、セクシーさをアピールした。

一方、このような女性の魅力が「Loving U」では、明るく、活き活きとした姿と合わさり、独特なハーモニーをなしている。夏を狙った「Loving U」の軽快なリズムと雰囲気は、SISTARのはつらつとした可愛い魅力を強調している。

「Loving U」では「私一人(Alone)」の衣装より露出の多いノースリーブのデザイン、ショートパンツ、ミニワンピースなど、バカンスルックを舞台衣装にしている。しかし、ちらっと覗く美脚とボディは、セクシーさをアピールするだけでなく、「Loving U」のギターとブラスが織り成すアコースティックなサウンド、恋に落ちた甘い感情を歌っている歌詞とともに、SISTARの「健康美」に焦点を合わせる役割をしている。

また「私一人(Alone)」で寂しさとセクシーさを極めたハミングが「Loving U」では全く違う要素として働く。いずれも歌詞の間、鼻声の混ざったハミングが空白を埋めている。「私一人(Alone)」でのハミングは「今日も私一人」と寂しさを訴える内容の歌詞の後ろに置かれ、夢幻的で切なく、寂しい雰囲気を強調する。しかし「Loving U」では、愛を告白する歌詞の間にハミングが入り、ときめきを表現し、明るい雰囲気を作っている。

このように可愛さとセクシーさを行き来し、多彩な魅力を披露しているSISTAR。「私一人(Alone)」で上半期の「音源配信の王者」となったSISTARが、180度の変身を試みた「Loving U」でも、今夏のブームを巻き起こせるのかが楽しみだ。

記者 : キム・ギョンミン