俳優ソン・チャンウィ(33)が、10月に韓国で放送されるSBS新月火ドラマ「大風水」(脚本：ナム・ソンニョン、イ・スヨン、演出：イ・ヨンソク)の男性主人公として出演を決めた。

22日、複数の放送関係者はソン・チャンウィが「大風水」でイ・ジョングン役を演じると伝えた。イ・ジョングンは高麗の最高権力者、イ・インイム(李仁任)とス・リョンゲの息子で、中国元朝の書物を通じて四柱推命と風水地理、人相学を学んだ人物。敗北の苦い味を教えてくれたチサンの最大のライバルだ。

ドラマ「イ・サン」以来の2度目の時代劇出演で、チサンとイ・ジョングン、イ・ソンゲの3人を中心にドラマが展開されるだけに、ソン・チャンウィの合流は「大風水」にとっても大きな力となる。また、チサン役には現在コ・スが内定している。

「大風水」は先月から子役たちが撮影を開始した。チ・ジニ、キム・ソヨン、イ・ユンジ、チョ・ミンギ、イ・スンヨン、イ・ジンらの成人役の俳優たちは第8話から出演し、8月から撮影を開始する予定だ。

「大風水」は、国運が傾いた高麗末、権力の周辺にいた風水学者らが、乱世の英雄であるイ・ソンゲを前に、朝鮮を建国する過程で起こる話を描いたフィクション時代劇だ。

SBSドラマ「根の深い木～世宗(セジョン)大王の誓い～」を継ぐ構成力の優れた時代劇として期待を集めていたが、1話当たりの制作費が30億ウォン(約2083万円)を超えることやキャスティングの問題があり、制作が何回も延期されていた。当初は全50話の予定だったが、最終的には全36話となった。

ソン・チャンウィは最近韓国で放送を終えた総合編成チャンネルJTBCの医療ドラマ「シンドローム」で医師のチャ・ヨウク役を演じ、安定した演技で大きな反響を得た。