グラビアカットを見る楽しさは、普段テレビでは見ることができなかったスターたちの個性的な姿を見ることができる点である。しかし、その前に注目するべきことは、彼らの頭から足の先までのスタイリングである。

メイク、ヘア、ファッションすべてにそのシーズンのトレンドが反映されているためだ。各ポイントだけピックアップして覚えておけば、“トレンドセッター”になるのは時間の問題だ。

パッと目につくカラーリップ

ビビッドカラーが流行している今シーズン、特に目立つカラーはオレンジとレッド。これをどのように活用するかによって雰囲気は180度変わる。

「ELLE girl」7月号の中の少女時代 ティファニーは、レッドカラーのヘアとリップスティック、そして映画「ムーラン・ルージュ」のニコール・キッドマンを連想させるスタイリングの演出で、挑発的な魅力をアピールした。その反面、チョン・ユミはチェリー色のレッドリップスティックとオレンジ系ブラウンカラーのヘアで、人形のように可愛らしい姿をアピールした。

「COSMOPOLITAN」 7月号のイ・ユンジは、3人の中で最も鮮やかなレッドのリップスティックとホワイトシャドーで白雪姫のように純粋ながらも、妖惑な魅力の漂う異色な雰囲気を演出した。

スタイル、大胆だけど女性らしさは忘れずに！

今年の夏は、特に華やかで大胆である。しかし、その中に女性らしさは必ず入っている。
イ・ハニは「COSMOPOLITAN」7月号で、トップスとボトムスの両方にハワイアン風の花柄スタイルをコーディネートし、ユニークな魅力をアピールした。個性的なファッションだが、足元はシンプルなパンプスを合わせているのもポイントだ。イ・ハニの都会的な雰囲気と異国的な雰囲気がうまく調和し、上品な個性をアピールした。

普段落ち着いたイメージの少女時代 ソヒョンは、シンプルなアイボリーカラーのざっくり編みのスカートで、大人しさとセクシーさが共存する魅力をアピールした。足元は同系色のブーティでハードさも加えた。露出が多いスタイルよりも、脚がちらっと覗くスカートのほうがかえって挑発的である。ここにゆるめのウェーブヘアとオレンジのリップスティックが調和し、美しさをアピールした。