SEVENTEEN ブソクスンから少女時代 テティソまで、失敗のないユニットグループの公式とは?
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ブソクスン、MISAMO、ドジェジョンを知っているだろうか。最近、音楽業界にユニットブームが巻き起こっている中、メンバーたちの名前の頭文字をとった3人のユニットの活躍が際立っている。しかし、これは今に始まったことではない。11年前に遡って、少女時代のユニットテティソの時から、3文字のユニットグループは失敗しないというのが、アイドル業界の定説だ。スペシャルで強烈なステージで世界中のK-POPファンを魅了したユニットをまとめてみた。
SEVENTEEN ブソクスン
NCT ドジェジョン
全世界の女心に火をつけている熱いユニットがある。NCTのドヨン、ジェヒョン、ジョンウで構成された3人組グループ、ドジェジョンだ。NCTはこれまでメンバーの構成が変わるユニット活動を繰り広げてきたが、ドジェジョンは固定メンバーのユニットだ。ドジェジョンは、ユニットの正式デビュー前からファンの間で熱く愛されていた組み合わせでもある。彼らは昨年10月、コンサートで未発売曲「Can We Go Back」をサプライズ披露し、「2022 MBC歌謡大祭典」でもスペシャルステージを飾り、デビュー前からファンを彼らの魅力にハマらせた。3人は正式なユニット活動を求めるファンの声援をうけ、今年4月に1stミニアルバム「Perfume」でデビュー。アルバム名が示すように、香水のトップノート、ミドルノート、ベースノートを連想させる3人の歌声は、リスナーたちを酔わせた。登場と同時に韓国の主要アルバムおよび音楽配信チャート1位を獲得したのはもちろん、iTunesトップアルバムチャートでは世界18地域で1位を獲得し、強烈なパワーを見せつけた。彼らのステージを一度も見たことのない人はいても、一度しか見ていない人はいないはず。テティソ、K.R.Y、CBXらに続くSMの3人組ユニットの系譜を継いでいるドジェジョン。可能性が無限に開かれている彼らの次の活動も楽しみだ。TWICEのMISAMO
TWICEがデビュー8年にして初のユニットを披露する。ミナ、サナ、モモのそれぞれの名前の頭文字を取って作ったユニットMISAMOが、今月デビュー。TWICEのユニット結成のニュースに、K-POPファンの期待が一気に高まった。3人とも日本人メンバーであるだけに、日本でも活発な活動を行うものと予想される。本格的なデビュー前に、日本で新曲「Bouquet」を先行公開したMISAMO。先行販売だけでも日本ファンの反応はまさに爆発的だった。LINE MUSICのデイリーチャートTOP100とウィークリーチャートで1位を獲得する快挙を成し遂げると共に、グローバルファッション誌「VOGUE JAPAN」3月号の表紙を飾った。TWICEの中でも“パフォーマンス職人”たちが集まり、日本で5日間行われたショーケースでファンを熱狂させた3人が、今後どのような活動でファンを魅了するのか、早くも期待が高まる。SUPER JUNIOR-K.R.Y.
SUPER JUNIORのメインボーカルラインであるキュヒョン、リュウク、イェソンで構成されたSUPER JUNIOR-K.R.Y.は、2006年に結成されて以来、30曲以上の音源とコンサートなどを通じて着実に活動を繰り広げてきた。グループ名から涙を誘うような切ない感性が魅力的なレジェンドボーカルチームである。柔らかいキュヒョンの歌声に清らかなリョウク、訴えかけるようなイェソンの声が加えられる。彼らは幻想的な歌声を武器に、韓国と海外を行き来しながら公演を行い、全世界のファンを魅了した。K.R.Yの名前で最初のフィジカルアルバムを出したのはなんと3年前。彼らは1stミニアルバム「When We Were Us」の発売と同時に世界30地域のiTunesトップアルバムチャート1位、QQ MUSICとGAON週間チャート1位、HANTEO週間チャートなどで1位を獲得する底力を見せた。春と夏を思わせるリュウクと秋の匂いがするキュヒョン、冬に似たイェソンのボーカルまで。K.R.Y.という季節は現在進行形だ。さらにSUPER JUNIORには他にも多数のユニットがあり、世界中のファンから愛されている。少女時代 テティソ
ガールズグループのユニット時代を切り開いた代表格である。少女時代のボーカルラインであるテヨン、ティファニー、ソヒョンの頭文字をとって名付けられた3人組ユニット、テティソ。2012年、1stミニアルバム「Twinkle」でデビューしたテティソは、まさにキラキラ輝くステージを披露し、世界中のK-POPファンを魅了した。少女時代といえば、定規で測ったような完璧なカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧に合わせ、刃物のようにキレのあるダンス)を思い浮かべるが、テティソでは個性を余すことなくアピールするテヨン、ティファニー、ソヒョンの姿を見ることができるというのがポイントだ。テティソはデビューアルバムから音楽番組で1位を獲得したほか、米ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で126位に。これは当時の韓国歌手としては史上最高の記録だった。その後も「Holler」「Dear Santa」のアルバムを通じてキューティー&セクシー&清純を行き来するテティソの出口のない魅力をアピールした。EXO-CBX
名前から感性的なボーカルの香りが漂う。EXOのボーカルであるチェンとベクヒョン、シウミンが集まったユニットのCBX。公式名はEXO-CBXと表記する。実は3人はデビュー前からEXOのファンにはおなじみの組み合わせだった。8年前、高尺(コチョク)ドームで開かれたEXOの単独コンサートでユニットステージを披露し、SBS月火ドラマ「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち」のOSTを一緒に歌った。彼らの完璧なチームワークを確認したファンの間から、ユニット結成の要請が殺到したのは当然のこと。そうして本格的にデビューしたCBXは、登場と同時に音楽界を席巻した。「Hey Mama!」の発売と同時に韓国の6つの音楽配信チャートを席巻し、タイ、フィリピン、香港、ブルネイなど7地域のiTunes総合アルバムチャートで1位を獲得し、絶大なパワーを証明した。海外ファンの人気に後押しされ、日本でもユニットとして公式デビューしてフルアルバムまで発売した。5年前には初の日本アリーナツアーを開催、さらに翌年にはスペシャルエディションコンサートまで行い、ファンを熱狂させた。これがビジュアル、歌唱力、パフォーマンス力まで兼ね備えたCBXのパワーだ。個性溢れるユニットが続々とデビュー&カムバック!
さらにMONSTA Xのショヌ&ヒョンウォンは、25日にグループ初のユニットデビューを果たし、注目が集まっている。昨年からユニット活動を展開しているMAMAMOOのソラとムンビョルによるMAMAMOO+も、8月3日にカムバックを控えており、ファンの期待が高まっている。
記者 : ファン・ヨンド