「I AM.」少女時代、SUPER JUNIORがデビュー後“練習生だったら”と思った理由は?
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ニューヨーク公演の実況映像を盛り込んだ「I AM.」韓国で21日公開
「立派な歌手になりたい」と恥ずかしげに笑っていた10代のイ・ヒョクジェ。数年間練習生として汗を流した彼は「ウニョク」という名前で、SUPER JUNIORのメンバーとしてデビューした。2011年10月23日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開かれた、SMTOWN LIVEの映像を盛り込んだ映画「I AM.」が18日、ソウル往十里(ワンシムニ)CGVで初披露された。
「“ルナ”という自分を探すことができ、本当に嬉しいです」
アジア、欧州、米国など、世界各地で30万人の観客を動員した公演という説明は後にしておこう。「I AM.」には歌手になるため、短くて2ヶ月、長くて6~7年まで努力した人たちの夢と、デビュー後新しい目標に向って前進する人たちの姿が盛り込まれている。今ではこれ以上にないくらい華麗な姿を見せているが、「練習生に戻りたい」と口を揃える東方神起とSUPER JUNIOR、少女時代、SHINeeからは純粋な情熱が感じられた。「I AM.」は“名前”から始まる。キム・テヨンが少女時代のテヨンのとき、キム・ギボムがSHINeeのキーとして呼ばれるとき、パク・ジョンスがSUPERJUNIORのイトゥクのとき、パク・ソニョンがf(x)のルナのとき、彼らの人生は変わる。ある人は「同じだ」というが、また誰かは「確実に違う人生だ」と言う。
小学生だったイ・テミンはオーディションで「目立たなければ」と思い、目に力を入れダンスをした。彼を見つめるSHINeeのメンバーテミン(20歳)は感慨深い。2008年にデビューし、デビューから5年目を迎えるテミンは、小学生のころのイ・テミンと一緒に踊る。夢と時間、そして努力を並べる独特な構成が目立つ。
「学生時代?歌手としての時間も戻って来ない」
人々にとっては“スター”だが、彼らも誰かの息子や娘であり、姉、弟だ。デビューステージを終え、ステージから降りて家族と抱き合い号泣する姿を見ると「夢ってそんなに大したものなのか」とも思うが、11年前のBoAの答えがしっくりくる。「友達と美味しいものを食べに行きたくなるときもある。『この時間は二度と戻らないのに』と思うが、歌手としての時間も同じ。この時間は二度と戻って来ない」
ファンでなくても大丈夫。歌を1~2曲一緒に口ずさんでいるうちに、自然に彼らの人生を見て笑ったり泣いたりしている自分を発見する。あらゆる場面で爆笑してしまう、致命的な過去の映像とオーディション映像の背景に見えるムン・ヒジュンやSUPER JUNIOR カンインの過去の姿などはボーナスだ。
金の論理で K-POPを産業の面からしか見ない人、また「K-POPは夢」だと叫ぶ青年たちにお勧めする。決して“もったいない”と思えることのない2時間になるだろう。
「I AM.」は、韓国で6月21日に公開を予定している。
記者 : イ・ジョンミン、イ・オンヒョク