チュ・ジフンの復帰に議論…不祥事を起こした芸能人の地上波復帰の時期は?

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写真=TVレポート DB
麻薬事件で地上波の出演を規制されている俳優チュ・ジフンが、SBS週末ドラマ「紳士の品格」の後番組「蒼のピアニスト」の主演として取り上げられているというニュースに、議論が広がっている。チュ・ジフンの他に過去不祥事を起こした芸能人はどれくらいの自粛期間を経て地上波に復帰したのだろうか。

最初に挙げられるのは、飲酒運転で不祥事を起こした女優キム・ジスと歌手兼俳優のジョンフン(John-Hoon)だ。特にキム・ジスは2000年に洋酒を飲んで無免許運転をし、事故を起こした。2010年には飲酒運転とひき逃げの疑いで警察に書類送検された。しかし、彼女の自粛期間はなかった。キム・ジスはその直後にKBS 1TVの歴史ドラマ「百済の王 クンチョゴワン(近肖古王)」でドラマに復帰した。

ジョンフンも2011年7月に泥酔の状態で自分のベンツ自動車を運転し、112番(韓国の110番)通報を受けて警察に逮捕された。飲酒検査の結果、ジョンフンは免許取り消しに当たる血中アルコール濃度0.119%であったことが明かされ、免許を取り消された。その8ヶ月後、彼はSBS週末ドラマ「愛の贈り物」で地上波復帰を果たした。

2009年8月に賭博事件で不祥事を起こしたコメディアンのキム・ジュノは、7ヶ月の自粛期間を経てKBS 2TV「ギャグコンサート」を通じて地上波に復帰した。

また、暴行事件に巻き込まれた俳優チェ・チョルホの場合、2010年7月に暴行事件で不祥事を起こし、出演中だったMBCドラマ「トンイ」から辞退し、自粛期間を経て今年8月放送予定のKBS 1TV歴史ドラマ「太宗武烈王」で約2年ぶりの地上波復帰を果たす予定だ。

一方、チュ・ジフンは2009年4月、エクスタシーやケタミンなど向精神性薬品を投薬した疑いで不拘束起訴され、懲役6ヶ月執行猶予1年、社会奉仕命令を宣告された。その後、2010年2月に特戦士常勤予備役として入隊、昨年11月に除隊した。そして現在、2012年8月放送予定の「蒼のピアニスト」の出演が取り沙汰されている。

チュ・ジフンは3年以上の自粛期間を経て、地上波への復帰を待ち望んでいる。しかし、彼の復帰には依然として冷たい視線が集まっている。チュ・ジフンの復帰が他の芸能人と比べて早いのだろうか、それとも彼にだけ私たちの心が開かれていないのだろうか。一度振り返ってみてはどうだろうか。

記者 : ファン・ソヨン