韓流スターの中でも最近勢いに乗っている俳優チュ・サンウクが10日、名古屋の名鉄ホールでファンミーティングを開催した。同イベントでは約2000人のファンを前に、下半期にチュ・サンウクが日本で発売するアルバムの収録曲を公開するミニコンサートも行われた。

チュ・サンウクは、4月にファンミーティングを行ったときもチケットが発売と同時に完売し、1回の公演を追加して1日2回の公演を行ったが、今回の名古屋でもファンからの熱い声援で東京に続き2回の公演を開催するという成果を上げた。2ヶ月ぶりの公演であったにも関わらず、チケットが完売し、その高い人気を証明した。

特に今回の名古屋でのファンミーティングでは、チュ・サンウクが年末に発売予定であるアルバムの収録曲を初公開するという、深い意味があった。当日公開された曲は「愛が流れる」というタイトルのバラード曲で、チュ・サンウクの甘い歌声と良く似合う楽曲。今から人気が予想される一曲だ。

チュ・サンウクは「サンウク、遊ぼう～」というコンセプトで行われた今回の公演で、華やかなドラム演奏と歌を披露し、観客を圧倒した。その中でもファンの心を掴んだのは、前回の東京の公演での約束を忘れず、約2000人のファンの前で感動的なスペシャルステージを披露したことだった。チュ・サンウクは東京でのファンミーティングで、歌手イ・ジョクの「よかった」を歌い上げた後「次の公演ではすべての歌詞を日本語で歌います」とファンと約束していた。

それから2ヵ月後である10日、名古屋でのファンミーティングのステージに立ったチュ・サンウクは、全ての歌詞を日本語に変えて歌い、ファンから熱い声援と喝采を浴びた。また、今回もダンスステージが見たいというファンからのリクエストに「次回、絶対に準備して来ます」と約束し、常に努力を惜しまないチュ・サンウクの人並みならぬ情熱と姿勢にファンからは「ありがとう」の声が上がった。

また、この日前回の公演でもステージを飾った「チュ・サンウクバンド」のメンバーである同じ所属事務所の俳優イン・ギョジン、ユ・イル、グループ「ドラマ」のメンバーが揃い、華やかな演奏や歌を披露した。特にイン・ギョジンは「チュ・サンウクバンド」のメンバーであるだけでなく、最近KBSバラエティ番組「青春不敗2」にチュ・サンウクとともに出演し、日本のファンの間でもチュ・サンウクに匹敵するほどの人気を博している。

名古屋での初のファンミーティングを終えたチュ・サンウクは「名古屋は初めてだったが、こんなにも僕を歓迎して下さり、感謝する気持ちでいっぱいだ。僕のファンは僕がどの俳優よりもNo.1だと言ってくれる。このように限りない愛と声援に、言葉では表現できないほど感謝している。もっと頑張ることがその声援に応えることだと思う。今後『チュ・サンウクバンド』としてアルバムを発売する。しっかりと準備し、これまでのステージとは違った思い出を皆さんに届けたい。期待してほしい」とファンへ感謝の気持ちを伝えた。

チュ・サンウクは現在「チュ・サンウクバンド」とともに、下半期に日本でアルバムを発売することを目標に準備中だ。今後は日本で俳優を超えてエンターテイナーとして活動の場を広げる予定だ。