「紳士の品格」チャン・ドンゴンが役をものにした!

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写真=SBS
チャン・ドンゴンがやっと役を自分ものにした。

SBS週末特別企画「紳士の品格」(脚本:キム・ウンスク、演出:シン・ウチョル)に出演しているチャン・ドンゴンは、最初、多少浮いた演技で不自然だったが、時間が経つほどキャラクターに溶け込んでドラマの面白さを一層引き上げている。

視聴率調査会社AGBニールセン・メディアリサーチによると、韓国で10日に放送された「紳士の品格」第6話は16.8%(全国基準)の自己最高視聴率を記録した。

この日の放送でドジン(チャン・ドンゴン)は片思いをしているイス(キム・ハヌル)への嫉妬で故意に自動車事故を起こしたり、風呂場ではイスに体を密着させて自身の気持ちを伝えた。

そして秘かに片思いをしていたテサン(キム・スロ)に、恋人であるセラ(ユン・セア)の服を着ていたためセラだと誤解され、後から抱きしめられたイスはどうしようもない感情を表す。ドジンはそんなイスの心を掴もうと夜桜の咲いた道でキスをし、二人の恋愛模様に関心が集まっている。

「紳士の品格」は物語の中心であるチャン・ドンゴン&キム・ハヌルカップルの調和が熟するとともに、視聴率上昇に弾みがついている。またチャン・ドンゴンはクールで冷徹な毒舌家だが、ある面では少し抜けていて人間的な魅力のあるドジンというキャラクターを新鮮な表情と自身ならではのセリフまわしでこなしながら、最初の懸念を期待に変えている。

またイケメンの40代男性が取る分別のつかない少年のような行動は視聴者の笑いを誘い、各人物のはっきりとした個性がドラマをより豊かに支えている。

以前チャン・ドンゴンは「コミカルな演技はどんどん多くなる。台本が8、9話まで出ているが、キム・ドジンの人間的な魅力がドラマをより面白くするだろうと思う。最初はこのような演技に馴染めなかったが、コメディのバランスを監督がよく調節してくれているため、心を開いて喜んで崩れている」と話したことがある。

固さを捨てたチャン・ドンゴン流のコミカル演技が、その実力が検証済みのキム・ウンスク脚本家の台本に支えられ、視聴者の反感を共感に変える力を、今発揮している。

記者 : ソン・スンウン