「カクシタル」パク・ギウン「チュノ~推奴~」とは一味違う悪役に変身

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パク・ギウンが悪役の演技への自信をあらわにした。

23日の午後2時、23日午後ソウル汝矣島(ヨイド)63コンベンションセンターのジュニパールームで開かれたKBS 2TV新水木ドラマ「カクシタル」(脚本:ユ・ヒョンミ、演出:ユン・ソンシク)の制作発表会で「現在は、初半部分を撮影しているが、日本語のセリフもなく、韓国人らしい人物なので、違和感は感じない」と切り出した。

パク・ギウンは武士になることを命じた父に逆らい、南山(ナムサン)小学校の教師をつとめる日本人、「木村シュンジ」を演じる。カクシタルが兄と父を殺す場面を目撃し、カクシタルを捕まえるために変わっていく人物だ。また初恋のモクダン(チン・セヨン)をめぐって友達のイ・ガント(チュウォン)と宿命的な対決を繰り広げる予定だ。

これに先立ち彼はKBS 2TVドラマ「チュノ~推奴~」で悪役を演じて、絶賛されたことがある。「チュノ~推奴~」での悪役との違いを聞かれると「様々な感情の変化と、兄が死に、愛する女性が別の人を想う場面があるので、『チュノ~推奴~』のときよりも随所で立体的な変化を見せることができると思う」と説明した。

「カクシタル」は漫画家ホ・ヨンマンの同名漫画「カクシタル」(1974)をドラマ化したもので、1930年代の日本統治時代を舞台に、庶民の英雄“カクシタル”の活躍を描いた作品。「神の天秤」「楽しい我が家」など、緻密なストーリーで定評のあるユ・ヒョンミ脚本家と「ザ・スリングショット~男の物語~」で念入りな演出力を披露したユン・ソンシク監督がタッグを組んだこのドラマは「赤道の男」の後続番組として30日の午後9時55分から韓国で放送スタートとなる。

記者 : イ・ウイン 写真=ムン・スジ