ZE:A グァンヒ「ジャングルの法則」で見せた変化とは?

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“整形アイドル”という固定観念を乗り越え、一段階成長……これからの活躍に期待

バラエティ番組に出演し、気兼ねなく自身の過去を公開して“整形アイドル”というニックネームまでついたZE:Aのグァンヒ(本名グァンヒ)は、アイドルグループのメンバーとしては、例に見ないキャラクターとしてその存在をアピールすることには成功したが、「整形の話はもう止めろ」という反応も多かった。

2010年にデビューし、2011年にはバラエティで活躍した彼が、昨年10月に放送されたSBS「キム・ビョンマンのジャングルの法則」(以下「ジャングルの法則」)に出演し始めてから変わった。アフリカ、ナミビアで行われた1期から、2期のパプア、3期のバヌアツまですべて経験して帰ってきたグァンヒは、よりたくましく成長した姿を見せている。

グァンヒは「ジャングルの法則」が始まった当初から出演している。初めて彼がキム・ビョンマン、リッキー・キム、リュ・ダムとジャングル体験に向かうと言ったときは、あまり期待されていなかった。これまでバラエティ番組で見せてきたイメージのせいで「化粧をしなくて平気なのか」「ジャングルでも容姿に気を遣うのではないか」「口数も多いだろう」などの反応がほとんどだった。

だが「ジャングルの法則」でのグァンヒは、いつもとは違った。最初はあまりにも厳しいジャングルでの生活で口数も減ったが、共演者との生活にも慣れ、次第に自分を取り戻した。その結果、軽く見えるアイドルグループのメンバーではなく、20代半ばの青年の姿が見え始めた。涙を流す姿からは、これまで表に出さなかった彼の心の内が見えてきた。

「ジャングルの法則」は、そのタイトルが物語っているように、キム・ビョンマンによる、キム・ビョンマンのための番組だ。共演する人々も“ビョンマン族”と呼ばれるくらいだ。グァンヒは、キム・ビョンマンよりは目立つことはなかったが、自分の役割をしっかりと果たし「ジャングルの法則」を通じて成長した。極限の状況に置かれた経験は、彼が生きていくうえで血となり肉となるだろう。

グァンヒは、18日に「ジャングルの法則 シーズン2」の第二回目の撮影のためにシベリアのツンドラに向かう。そして韓国へ戻り次第ZE:Aの新しいアルバムの制作作業に合流する予定だ。グァンヒが今回の撮影ではどんな姿を見せるのか、またこの経験が今後のZE:Aの活動にどのような影響を及ぼすのかに関心が集まっている。

記者 : イ・オンヒョク、写真:イ・ジョンミン