3日午前、東大門(トンデムン)メガボックスMで上映予定の映画「動画をクリックしただけなのに：絶対クリック禁止」(監督：キム・テギョン)の制作発表会に、女優パク・ボヨンやカン・ビョルが出席した。

ホラー映画が変わった。変化する時代の流れと観客の目線に合わせ、題材と形を変えて自ら進化を遂げている。「動画をクリックしただけなのに」はクリックした瞬間、死か始まる呪いが掛かった動画を見た姉妹に起こる、ぞっとする話を描いた作品で、今までのホラー映画とはレベルの違う恐怖を与える。

最近スマートフォンを基盤に、SNSやメッセンジャーなどを通じて、様々な動画が簡単に共有されている。特に“地下鉄○○女”や“○○○露出動画”など、いわゆる「ホット」な動画の場合、仲間意識の強い10代の青少年の間で更に速く、そして広く拡散する。しかし時にはこのような動画の拡散が、前後の事情も分からないまま「顔のない魔女狩り」になり、悪質な書き込みの量産につながり、思わぬ被害を受ける被害者が発生する場合もある。このような問題をベースに、「動画をクリックしただけなのに」は10代の青少年の間で流行する動画怪談を題材に、興味深いホラーストーリーを完成させた。

誰もが無差別に被害者になり得るというメッセージを伝える「動画をクリックしただけなのに」は、題材の新鮮さと、トレンディーな感覚、平凡だった日常が衝撃と恐怖に変わるドラマティックなストーリーで、今夏のホラー映画の真髄を見せてくれる予定だ。

パク・ボヨン、チュウォン、カン・ビョル主演の映画「動画をクリックしただけなのに」は5月31日から韓国で公開される予定だ。