「容疑者S」ファム・ファタール演じるパク・シヨン、米女優シャロン・ストーンをオマージュ

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「露出のことで、パク・シヨンと口論もあった」

「容疑者S(不倫を待つ男)」でファム・ファタール(Femme fatale:フランス語で魔性の女の意)を演じるパク・シヨンのキャラクターがアメリカ映画「氷の微笑」のシャロン・ストーンのオマージュだったことが分かった。

3日の午後2時、ソウル東大門(トンデムン)MEGABOXで、映画「容疑者S」の試写会と記者懇談会が開かれた。パク・ヒスン、パク・シヨン、キム・ジョンテ、イ・グァンスなど主演俳優とキム・ヒョンジュン監督が出席した。

映画でキム・スジン役を演じるパク・シヨンは、全裸での露出演技に加え、パク・ヒスンと濃厚なベッドシーンを撮影し、注目されている。これについて、キム・ヒョンジュン監督とパク・シヨンは、取材陣から多くの質問を受けた。

キム・ヒョンジュン監督は「この映画の始まりがファム・ファタールにあり、実際この映画は、僕が学生時代に観た『氷の微笑』のオマージュでもある」と話し「『氷の微笑』のシャロン・ストーンのパターンをそのまま踏襲するファム・ファタールではないが、ファム・ファタールの肉体的な誘惑が必至だと思った」と語った。

また「そのような誘惑に一人の男が左右されるので、露出も必要だと説得した」と話し「パク・シヨンさんに絵コンテを見せ、相談を重ねた。口論もあったが、現場ではプロらしく円滑に撮影が行われた」と付け加えた。

パク・シヨンは「最初シナリオをいただいて読んだ時は、こんな過激なシーンがあるとは思わなかった」と話し「撮影中に絵コンテを見て、実はプレッシャーも感じた。これまで露出シーンがなかったので厳しい面もあったけれど、監督やヒスンさんと色々話し合いながら撮影した」と伝えた。

映画「容疑者S」は、不倫の現場を突き止めようとして謎の殺人事件に巻き込まれる、不倫専門刑事の孤軍奮闘を描いた作品。青少年観覧不可等級で、韓国で4月11日公開される。

記者 : イ・ジョンミン、チョ・ギョンイ 、写真:イ・ジョンミン