2006年度入学 イ・ミンホとムン・グニョン “単位不足”で卒業できず

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卒業シーズンである2月、俳優のイ・ミンホと女優ムン・グニョンの大学卒業を今年も見られなくなった。

2006年度入学の2人は卒業のために必要な単位が不足しており、卒業が出来なくなったのだ。芸能界で演技と学業を両立してきた2人は、昨年はドラマ撮影や語学研修で単位取得に苦労し、結局卒業に必要な最小単位を取得することが出来なかった。
それぞれ建国(コングク)大学の映画芸術学科、成均館(ソンギュングァン)大学の国文学科に在学している2人は、冬の季節学期(単位が足りない人のための、休み期間中の授業)ならびに、今年の春学期に通い、秋卒業を視野に入れることになった。

これについてイ・ミンホの所属事務所スタウスのハン・スハン理事は16日、「イ・ミンホさんが昨年5~7月に放送されたドラマ『シティーハンター』に出演していたため、単位取得が容易ではなかった」とし、「課題提出で代替し、努力したが出席日数が足りず、もう一学期通うことにした」と話した。

ムン・グニョン側も「グニョンさんが今年は卒業したがっていましたが、休学と演技活動を並行したため、2月に卒業することができなくなった。8単位ほど足りないと聞いた」と話した。

芸能人がこのようにストレートで卒業することができなくなっているのは、それだけ大学の学事管理が厳しくなっていることを意味する。かつては適当にマネージャーや友だちなどが提出するレポートで単位が取れたが、最近は厳しくなったため、全く通用しないというのが芸能関係者の話だ。

芸能界で大学卒業と関連し、もっと眩暈がするような経験をしたのはウォンビンだった。2003年1月、龍仁(ヨンイン)大学演劇学科卒業を目の前にし、卒業に必要な必須単位130のうち1単位が足りず、季節学期科目であるスキーを急いで受講する経験をした。

当時ウォンビンは、単位取得のために京畿道(キョンギド)のあるスキー場に設けられたスキー実習に参加し、やっとのことで単位を取得し、卒業することができた。
映画「マイ・ブラザー」の撮影を前に、入隊を延期するために龍仁大学の大学院に進学する必要があったウォンビンとしては、危機の瞬間であった。

記者 : キム・ボムソク