“アジアのプリンス”チャン・グンソク、現在よりも未来が楽しみな理由
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チャン・グンソクの東京ドームコンサートを観覧するために訪れた日本の現地で、本人に会うことができた。コンサートの前日に開かれた記者会見で会った彼はとてもハイテンションであった。日本でも人気の歌手だけしか舞台に上がれない東京ドームで公演をするという事実は、彼を非常に興奮させたようだ。
興奮した顔で現在の自分や未来の自分、また自分が夢見ている未来のために現在何をしているかなど、休む暇もなく語り続ける彼の言葉は、見栄を張っているのではなく本当のことのように思えた。今までチャン・グンソクについて良くない感情を持っていたわけではないが、好感を持っていたわけでもなかった。しかし、日本で会った彼は別人に見えた。
ひとりの人間を理解するには長い時間がかかるが、誤解するのは一瞬だ。言い換えれば、ひとりの人について浅く知っている人ほど誤解しやすい。チャン・グンソクはこれまで、韓国で“見栄っ張り”だと言われ、少ないとはいえないアンチファンがいた。しかし、日本に来てみると、それが彼に関する浅い知識と、端的な一面だけを見て下した評価に過ぎないことが分かった。
彼の発言した言葉の一部だけを見ると“見栄っ張り”に思える。自分自身を“アジアのプリンス”だと言う大胆な芸能人。謙虚さを美徳として考える韓国での秩序からは、いいようには映らない。しかし、東京ドームの舞台に立ち3時間を越えるコンサートをした彼は明らかに韓流スターだった。
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実際に彼は仕事を楽しんでいる。ドラマや映画、音楽の活動をしている芸能人の中では“点滴闘魂”という記事がよく見られる。しかし、チャン・グンソクにはそのような記事はひとつもない。ハードスケジュールを消化しながら体力が落ちないのか尋ねると、彼は「一日に一回は点滴を打つ。体力を維持すれば仕事を楽しめる」とひとつの習慣になった姿を伝えた。
コンサートを見て、ファンたちに伝える言葉を聞き、またコンサートが終わった後も、興奮した様子で楽しむ彼を見ながら思った。25歳の若いチャン・グンソク、未来の彼はどんな姿だろうか。
彼はすでに日本の中心に立っていた。東京ドームの舞台に立ち、4万5千人あまりの観客を熱狂させたチャン・グンソク。そんな彼の未来は現在よりもさらに大きいだろう。
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記者 : イ・ウンジ、翻訳:橋本真由美