「ブレイン」シン・ハギュンを愛する女性4人「それぞれの魅力」

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写真=CJ E&M
話が進むにつれ、視聴者が興味津々になっているKBS 2TVの「ブレイン 愛と野望」(脚本:ユン・ギョンア、演出:ユ・ヒョンギ、ソン・ヒョヌク)で、主演のシン・ハギュンをめぐる女優達の活躍が視線を集めている。

チェ・ジョンウォン、ソン・オクスク、キム・スヒョン、キム・ガウンらによるベテラン女優から新人女優まで揃った、魅力溢れるライナップの熱演が「ブレイン 愛と野望」を一段と輝かせている。
何よりもシン・ハギュンと恋の駆け引きを描いているチェ・ジョンウォンの活躍が輝かしい。チェ・ジョンウォンは長い間ガンフン(シン・ハギュン)とぎくしゃくしながらも、素直で積極的なプロポーズを躊躇わない堂々とした女性主人公ジヘのキャラクターを完璧に演じきっている。
ジヘは、ガンフンの大胆な毒舌に屈することなく対抗するかと思えば、素直で積極的な告白をし、男女の間に生じかねない不必要な誤解などもないため、視聴者ヤキモキさせることも少ない。根拠なくぬれぎぬを着せられた時は涙を流し、気の毒な状況に陥ったガンフンを慰めるなど、人間味あふれる姿を演じている。ガンフンを力強く支えていると言っていいだろう。

ガンフンに積極的にアプローチをしているもう一人、ユジン(キム・スヒョン)も話題を呼んでいる。ユジンは“財閥2世”らしい太っ腹な愛で、ガンフンのために20億ウォンの研究費を後援する一方、ガンフンの母親の病気を治療するためにアメリカの病院を調べるなど、ガンフンの心を掴むために努力している。ユジンならではの熱い愛が視聴者から支持を得ている一方、タレントのキム・スヒョンへの関心も高まっている。キム・スヒョンはスーパーモデル出身の素晴らしいボディラインと流暢な英語で視聴者の注目を浴び、“新星”として視線を集めている。

一方、息子思いの切ない母性愛で視聴者の涙を誘っている母親のスニム(ソン・オクスク)の行方にも関心が集まっている。ガンフンの幼い頃、暴力を振るう夫のため家出をしたこともあるスニムだが、誰よりもガンフンへの愛が深い人物だ。成功した医者の息子にとって恥ずかしい母になるのではないかと思い悩み、最後まで息子に迷惑をかける母にならないように気を遣うスニムの行動に、多くの視聴者が心を打たれた。
ソン・オクスクは悪性脳腫瘍の危篤状態でも、必死にガンフンに手を差し伸べる切ない母性愛を素晴らしい演技で演じ切り、視聴者から絶賛された。

また、ガンフンの妹でスニムの娘であるハヨン(キム・ガウン)の涙の演技も視聴者から絶賛されている。若い妹であるだけに弾けた魅力を見せながらも、病気のスニムを介護しながら悲しい涙を流すハヨンの姿に、ドラマへの集中度が高まっているという。ハヨンを演じているキム・ガウンは新人とは思えない自然な演技で視聴者にアピールした。大きな目から流れる涙で、涙のシーンも一回でOKになるなど、キム・ガウンの演技力はすでに撮影現場でも認められている。
ガンフンは危篤の母・スニムの前でキム・サンチョル(チョン・ジニョン)教授と激しい対立を見せ、止まらない嗚咽を漏らした。過去にガンフンの父の手術を担当し、死に至らせてしまったキム教授とガンフンの関係はさらに悪化し、緊張感はピークに達している。激烈な対立とともに極限の状況に陥ったガンフンとサンチョルが今後どのような展開を見せるのか、注目が集まっている。「ブレイン 愛と野望」は毎週月・火曜午後9時55分に韓国で放送されている。

記者 : イ・ウイン