ソン・ジュンギ主演、ドラマ「ヴィンチェンツォ」怪しい隣人たちとの出会い?スチールカット公開

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写真=tvN
「ヴィンチェンツォ」で、俳優ソン・ジュンギが尋常ではない隣人と出会う。

ケーブルチャンネルtvN新土日ドラマ「ヴィンチェンツォ」側が本日(8日)、怪しくて陰惨なクムカプラザに入るヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)のスチールカットを公開した。冷酷なマフィアのヴィンチェンツォを当惑させたクムカプラザファミリーが好奇心を刺激する。

2021年上半期最高の期待作と挙げられる「ヴィンチェンツォ」は、組織の裏切りで韓国に来ることになったイタリアマフィアの弁護士がベテランの冷血弁護士に出会い、悪党のやり方で正義を貫く物語を描く。法では絶対に懲罰することができない悪に立ち向かう、ダークヒーローの冷静で強烈な活躍がカタルシスを与える。

ドラマ「王になった男」「カネの花~愛を閉ざした男~」などで感覚的な演出を披露したキム・ヒウォンプロデューサーがメガホンをとり、ドラマ「熱血司祭」「キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~」「グッド・ドクター」「神のクイズ」などでの安定した筆力で絶対的な信頼を得ている脚本家のパク・ジェボムが執筆を手掛けて、ドラマファンの期待を高めている。ヒットメーカーのスタッフに加えソン・ジュンギ、チョン・ヨビン、2PMのテギョン、キム・ヨジン、クァク・ドンヨン、ユ・ジェミョン、チョ・ハンチョルなど実力派俳優たちが加わり、快感を与える大作ドラマの誕生を予告する。

これに先立ち公開された予告映像では、イタリアから来た“非常に危険な異邦人”ヴィンチェンツォが“とてもおかしな隣人”に出会う姿が描かれて関心を高めた。そんな中、本日公開されたスチールカットの中で、マフィアの弁護士ヴィンチェンツォとクムカプラザファミリーの尋常ではない初対面が好奇心をさらに増幅させる。クムカプラザに入った異邦人ヴィンチェンツォを警戒の目で見つめる商店街の人々。まず、3代に渡って家業を継いでいる洗濯屋さん「第一クリーニング屋」社長のタク・ホンシク(チェ・ドクムン)は、すぐにでも熱いスチームをかけそうな勢いでヴィンチェンツォを見つめている。続いて、生の鶏肉を持っているパスタ専門店「アルノ」のシェフであるトト(キム・ヒョンムク)は、ビジュアルだけでも笑いを誘う。

クムカプラザの怪しい姿にますます興味が湧いてくる。「アジョシ(おじさん)質屋」の鉄格子の向こうで夫婦喧嘩をしているイ・チョルウク(ヤン・ギョンウォン)とチャン・ヨンジン(ソ・イェファ)の姿がキャッチされた。一方、「ヨンホ粉食」店の中でも、クァク・ヒス(イ・ハンナ)と彼女の息子キム・ヨンホ(カン・チェミン)の間に大騒ぎが起こっている。「ゴ-ステップ」院長のラリー・カン(キム・ソルジン)の陰惨な目つきに続き、「運命ピアノ教室」の院長ソ・ミリ(キム・ユンヘ)の神がかる演奏まで、ますます当惑する風景の前で、ヴィンチェンツォは頭を抱えてしまう。

マフィアの弁護士ヴィンチェンツォと絡むクムカプラザの商人たちはイ・ハンナ、チェ・ドクムン、キム・ヒョンムク、ヤン・ギョンウォン、キム・ソルジン、ソ・イェファ、キム・ユンヘなど個性溢れる俳優たちが務め、熱演を披露する予定だ。平凡だが、非常に手強いクムカプラザの商人たちは、イタリアから来たヴィンチェンツォを牛耳って、劇の面白さをグレードアップする見通しだ。ビジュアルから特別な人々の特別なケミ(ケミストリー、相手との相性)が期待を高める。

「ヴィンチェンツォ」を演出したキム・ヒウォン監督は「クムカプラザはそれ自体が巨大なステージだ。毎回撮影時に、演技ベテランたちの即興での演技を見ているような気持ちになる。クムカプラザの物語を描いていく俳優たちの活躍をお茶の間で楽しんでいただければと思う」と伝えた。

「ヴィンチェンツォ」は韓国で20日の午後9時に初放送される。

記者 : キム・ナラ