深夜時間のリアルタイムチャート運営を中断へ…7月11日から適用

10asia |

主な音楽サイトが午前1時から7時まで、リアルタイムチャートの運営を中断することを決めた。

6つの音楽サービス事業者(NAVER MUSIC、Bugs!、MelOn、Soribada、Mnet.com、genie)で構成されたGAON CHART政策委員会は「最近、音源の買い占め議論により、再びあらわになったリアルタイム音楽チャートの問題点に対する改善策を議論し、これを土台に新しいリアルタイムチャート運営方案を11日から適用することにした」と、本日(9日)明らかにした。

明け方の時間帯は音楽消費量が急激に減り、買い占めに脆弱だと知らされた。これに対し事業者は、深夜の時間帯にはリアルタイムチャートを運営しない、いわゆる「チャートフリージング(chart freezing)」を適用し、構造的に音源の買い占めを防止することにした。ただし、リアルタイム音楽チャートが与える「迅速な音楽情報提供」という機能は残せるように改善したという。

GAONチャートを運営している社団法人韓国音楽コンテンツ協会、チェ・グァンホ事務局長は「今回の政策改善を通じ、一日のうち音楽使用量が急増する午前時間帯に“バンドワゴン効果”を狙った深夜時間帯の音楽買い占めの源を遮断し、もう少し信頼ある音楽チャートを図り、より良い産業内の信頼度向上に貢献する」と明らかにした。

チャートフリージングを決議した政策委員会は、主なオンライン音楽サービス事業者(デジタル部門)と、アルバム制作および流通社(オフライン部門)で構成されている。最近まで「音楽チャート推薦制廃止」「深夜12時発売廃止」など、音楽サービスで慢性的な問題点に対して関連事業者との協議を通じて改善を続けている。

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記者 : イ・ウンホ、翻訳 : 藤本くみ子