「高麗契丹戦争」キム・ドンジュン、イ・シアの願いを聞く【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「高麗契丹戦争」放送画面キャプチャー
イ・シアが、キム・ドンジュンの腕の中で息を引き取った。

韓国で2日に放送されたKBS 2TV大河ドラマ「高麗契丹戦争」は、朝廷を揺るがした逆賊たちを退け、元の姿を取り戻した高麗が描かれた中、元貞王后(イ・シア)が息を引き取った。

かなりの時間が過ぎた高麗。ウォンソン(ハ・スンリ)は男の子を産んで平和な日常を過ごしている。その間、父のキム・ウンブ(チョ・スンヨン)は亡くなった。

元貞王后もまた疲弊した顔で、顯宗(キム・ドンジュン)がくれる薬を飲みこんだ。元貞王后は顯宗に「なぜ私に罰を下さないのですか。私を遠くに突き放してください」と話した。顯宗は「そうすれば、ずっと泣くだろう。皇后と別れたくなかった。私にとって皇后は時には友で、時には姉だった。叱る時は父のようで、慰めてくれる時は母のようだった。私にとって皇室は皇后だ。私は皇后を憎んでいない」と変わらない愛情を見せた。

その後、元貞王后はウォンソンのところに行き、「あの子が太子になるだろう。そしてこの高麗の皇帝になる。宮の外の女性が産んだ子が皇帝になるというのが、どのような意味か分かるか。陛下は国を立て直すのだ。自分の国を新しく作っていくのだ」と話した。

続いて「あなたを突き放そうとした。私も辛かった。陛下の心を突き放してまで、私が何を守ろうとしているのかと混乱した。苦しかった。それでも私はその道を行くしかなかった。陛下をお願いする」と伝えた。

元貞王后はその後、顯宗のところに行った。彼女は「お願いがある。私が眠るまでこうしていてほしい」とし、顯宗の胸に抱きしめられた。顯宗は腕の中にいる元貞王后の状態がおかしいことを感知し、さらに強く抱きしめ、涙を流した。こうして元貞王后は死を迎えた。

記者 : イム・ヘヨン