宇宙少女 ボナ、新人女優たちとの共演にプレッシャーも?新ドラマ「ピラミッドゲーム」への意気込み語る

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写真=Newsen DB
ユニークな学園ドラマが誕生した。

TVINGオリジナルシリーズ「ピラミッドゲーム」(脚本:チェ・スイ、演出:パク・ソヨン)の制作発表会が26日午後、ソウル龍山(ヨンサン)区CGV龍山アイパークモールで行われた。

同名のウェブ漫画を原作とする同作は、毎月、秘密投票でいじめの対象を選ぶペクヨン女子高2年5組を背景に、生徒たちが加害者と被害者、傍観者に分かれ、次第に暴力にはまっていく残酷なサバイバル序列戦争を描いた物語だ。

パク・ソヨン監督は「私も原作の大ファンだ。原作が与える力を強く表現しようと思った。原作から何を排除して何を生かすべきかを考えるより、全体的なメッセージを生かそうと考えた。ストーリーが与える強い力とキャラクターの限りない魅力が感じられる作品だ。そのような部分を補完して生かすために努力した」と明かした。

続けて「ペクヨン女子高2年5組そのものが外部と断絶している。大人たちの無関心と無意識の中でゲームが生まれたようだ。そのゲームを通じていじめが決まること自体も無関心から生まれたと見ることができると思い、そのような部分を強調したいと思った」と説明した。

また「原作の魅力を大きく感じた作品で、原作が大好きだった。ドラマ化され、演出を担当することになり、『ピラミッドゲーム』の台本を見て、ストーリーが与える力をより強く感じた。25人の生徒が登場する。それぞれ脚色の魅力とキャラクターの変化が見どころだ。第1話から10話までキャラクターの変化、心理変化を扱うのがとても魅力的だった。原作は多数のファンを確保しているけれど、おそらく多くのファンがドラマ化を望んでいると思った。映像化した時、より共感も得て、多くの話に耳を傾けてくださるのではないかと最初から思った」と自信を示した。

ソン・スジ役を務めた宇宙少女のボナは「原作と自身のスタイルを合わせて、シンクロ率を高めるために努力した。演じながら原作のキャラクターと私が描き出すスジにできるだけ集中しようと思った」と話した。彼女は「演技ではあるけれど、いじめ(の内容)は撮影しながら胸が痛かった。本当になくならなければならないと思った。大人たちの関心が必要だ」と付け加えた。

ミョン・ジャウン役のリュ・ダインは「原作をとても楽しく見た。ジャウンとシンクロ率を高めるために努力した。ジャウンが気の毒に見えるだけでは意味がないと思いながら演じた」とし「いじめはあってはならないと思うし、撮影しながらも沢山のことを考えた。モニタリングしながら多くのことを考えたけれど、このような部分がすべて無関心と一脈相通じるのではないかと思う」と言った。

シン・スルギは「ソ・ドハという人物を演じるために、シンクロ率にかなり気を使った。監督とたくさんコミュニケーションをとった。外見もできるだけ原作に寄せたいと思って、髪も切ってメガネも苦心して選んだ。現実的な部分がよく見えるようにするため、メイクもできるだけ薄くした。題材が“いじめ”なだけに、暴力と不条理の前で人間の本質がどのように現れるかを赤裸々に見せたいと思って、多くのことを考える経験になった」と語った。

イム・イェリム役を演じたカン・ナオンも「ウェブ漫画を面白く読んだ。イェリムも魅力的なキャラクターだった。外見もシンクロ率を合わせようと思い、持ち前の明るく気さくな性格もうまく見せたいと思った。ウェブ漫画では見られないダンスと歌の練習にも集中して、私にしか演じられないイェリムを作るために努力した」と話した。続けて「いじめを誰も止めることができなかったけれど、大人たちが積極的に助けることはできなかったのか、このような部分は現実ではより難しそうな気がして胸が痛かった」と付け加えた。

また、物語の序盤のいじめの被害者の演技について彼女は「序盤にそのようなシーンを撮りながら演じたけれど、大変だった瞬間があった。できるだけその状況に集中し、劇中の人物の感情に没頭するうちに良くなった。その状況の中で実際に感じようとかなり努力した」とし「武術チームと監督がいらっしゃる時に安全に撮影した」と語った。続けて「悪口もそうだし、初めて演じる部分が多かったけれど、すっきりもした。スジ(ボナ)がやられっぱなしではなくて良かった。すっきりして楽しく演じられた」と付け加えた。

別のいじめの被害者であるリュ・ダインは「序盤にそのようなシーンを撮りながら大変だったけれど、できるだけキャラクターに合うように、キャラクターがどう思うか、そのような行動にあった時にどのようなことを考えるのか、ということに集中した。序盤は大変だったけれど、時間が経てば経つほど変化を迎えるので、そのような部分があって良かったと思う」と話した。

パク・ソヨン監督は「教室で撮るシーンが大半だったので、ほとんど制服を着ている。現場に行けば、すでに俳優たちが本人の席に座っている。25人全員がそのクラスの生徒のようだった。雰囲気は愉快で、私たちの努力がたくさん詰まった現場だった」と撮影時の雰囲気を伝えた。

新人女優たちと共演したボナは「私が年上の現場は初めてだったので、最初はプレッシャーもあった。全部に気を使わなければならないと思い、どのようにすればいいかとても心配した。これまで撮影現場で多くの先輩たちと一緒に共演しながら、末っ子として自分のことだけに集中してうまくやればいいという考えで臨んでいたけれど、今回は皆でうまく作ってみようという気持ちで、会話も沢山して撮影した」と振り返った。

同作にはIVEのウォニョンの実姉であるチャン・ダアも出演する。今作で女優デビューする彼女は同日、新型コロナウイルスに感染し、会見に不参加となった。

パク・ソヨン監督は「本日、チャン・ダアさんが新型コロナウイルスで参加できなくなり、本人がとても残念に思っている。ここに入る直前に連絡が来た。きっとライブ配信で見てくれていると思う」と語った。

続けて「ペク・ハリン役のチャン・ダアさんも、他のキャラクターも、すべてオーディションでキャスティングした。キャスティングで最も重視したのが原作とのシンクロ率だった。外見的な部分だけでなく、原作を見て想像していたイメージや行動、声のトーンまですべて比較しながら行った」とし「チャン・ダアさんは、ペク・ハリンそのものだった。演技力とシンクロ率共にそのキャラクターに最も合っていると思った。25人全員が本当に努力家だ。何かを要求する前に、いつも何かを準備してきた。現場で意見を出し合い、アイデアも出してくれた。チャン・ダアさんは撮影がない回にも事務所に来て、私と1対1のリーディングも行った。本人がペク・ハリンを演じるために努力を惜しまず、成長が目に見えた」と絶賛した。

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記者 : イ・ミンジ