「幻影恋歌」パク・ジフン、抑え込んでいた2つ目の人格が復活【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「幻影恋歌」でパク・ジフンが、ホン・イェジ(「PRODUCE48」出身)のために隠れていた人格を再び呼び出した。

韓国で5日に放送されたKBS 2TVの月火ドラマ「幻影恋歌」第10話では、サジョ・ヒョンとアッキ(パク・ジフン)が一つの体を共有する二重人格であることを知ったサジョ・ユン(ファン・ヒ)が、彼を攻撃し始めた。

これに先立ち、サジョ・ヒョンとヨンウォル(ホン・イェジ)はジンフェ国に上納される捕虜を救うため、浦口にある秘密基地に駆けつけた。すべての陰謀がばれたサジョ・ユンは火をつけて証拠を隠滅しようとした。サジョ・ヒョンは、ヨンウォルが炎から抜け出せなかったと思い、絶叫したが、灰の中から辛うじて命を救ったヨンウォルが無事に現れ、2人は涙ぐましい再会を果たした。

宮殿に戻ってきたサジョ・ヒョンは、サジョ・ユンを追及したが、彼は自身の罪を否定し、さらに内官に罪を被せるなど破廉恥な言動を見せた。それだけでなく、町中に「王が悪鬼にとりつかれた」という内容の張り紙を貼り、社会を混乱させた。これ以上彼の悪行を見逃すことができなくなったサジョ・ヒョンは、彼を公職から排除した。

窮地に追い込まれたサジョ・ユンは、王を倒す他の方策を考え出した。サジョ・ヒョンに隠れた人格があると確信した彼は、“心の空間”に留まっているアッキを外に引き出そうとし、巫女のチュンタ(ファン・ソクジョン)がその計画に加わり、彼を助けた。アッキのもとを訪れたチュンタは「今日、封緘殺をすれば陛下を永遠に押さえることができます」という甘い言葉で誘惑したが、ヨンウォルが好きな人は自分ではないことに気づいたアッキは再び首を横に振った。

皇后のグムファ(ジウ)は、父親のチン・ムダル(カン・シンイル)がサジョ・ヒョンの病症をかなり前から知っていたにもかかわらず、自身との婚姻を推進したという事実に失望した。しかし、チン・ムダルはむしろ「早く元子を生んで地位を固めろ」と、娘をそそのかした。迷っていたグムファは自分の本当の恋人であるチ・ジョンソ(ハン・ウンソン)を呼び出し、子供を作ろうという危険な提案をした。チ・ジョンソはその提案を拒否したが、酒に酔って意識を失い倒れてしまい、2人が一緒に夜を過ごしたことが暗示され、新たな展開への好奇心をくすぐった。

サジョ・ヒョンは、ジンフェ国に交渉を要請するために、第4王子のファン・ガロン(ミン・ソンホン)を宮殿に招待した。先立ってファン・ガロンを武力で制圧したヨンウォルまで加わり、会話の流れがアサテ国の有利な方向に流れたが、思いもよらない障害が待っていた。サジョ・ユンはアッキを誘き出す餌が必要になると、宮人のホングン(シン・ギファン)を利用してヨンウォルを拉致し、もう一度悪行を企てた。

第10話の最後には、緊迫した状況の中で結局、アッキが外に出て、内面の平和を守ってきた2人が再びきわどい関係に転じることになった。ヨンウォルと思われる人質が傷を負うと、興奮したアッキは“心の空間”から飛び出してサジョ・ユンを攻撃し、これを見守っていた尚書と宮人たちは驚愕した。意気揚々として「かかってこい、アッキ」と挑発するサジョ・ユンと、完全に理性を失ってしまったアッキの激しい対立がラストを飾り、今後の展開に期待を高めた。

記者 : チャン・ウヨン