SUPER JUNIOR イトゥク、後輩グループを見て思うこととは?新音楽バラエティでMCに「K-POPファンへのプレゼントのような番組」

Kstyle |

ドコモの新しい映像配信サービス「Lemino」で独占配信中の「let me Know K-POP!」は、今、注目のK-POPアイドルたちが魅力を見せつける特別なショーケース。Leminoのオリジナル番組とあって、日本でしか見ることができない激レアなコンテンツだ。大人気グループのKep1erやiKONなどの豪華アーティストたちをゲストに迎え、ライブパフォーマンスはもちろん、魅力を深堀りする企画やゲームをたっぷりお届け。日本の視聴者に向けたプレゼント企画もあり、アイドルたちの日本のファンに向けた愛情を存分に感じることができる。

今回Kstyleでは「let me Know K-POP!」でMCを務めるSUPER JUNIORのイトゥクにインタビューを実施。番組の見どころや収録エピソード、さらに、7月に開催したL.S.S.の来日イベントやSUPER JUNIORの活動まで、たっぷりと語ってくれた。

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新音楽バラエティでMCに!「K-POPファンへのプレゼントのような番組」

――新しい音楽バラエティ「let me Know K-POP!」がLeminoでスタートしましたが、イトゥクさんが考えるこの番組の一番の見どころは?

イトゥク:K-POPが韓国だけでなく世界中の人々に愛されていますが、K-POPアイドルのパフォーマンスを見ることができる番組はあっても、彼らが隠れたタレント性や才能を発揮したり、トークを披露する番組はあまりなかったんです。韓国ではそういった番組が最近なくなってきている中、「let me Know K-POP!」ではステージを見るだけでなく、アイドルの隠れた魅力を一緒に知ることができます。トークを繰り広げ、ゲームもしながら多様な姿を見ることができるので、K-POPファンにとってプレゼントのような番組だと思います。

――キム・ジェファンさん、イ・セロムさんとのMCはいかがですか?

イトゥク:最初はうまくやっていけるか心配がありました。2人が僕のことをやりづらいと思わないだろうかと心配したのですが、実際にやってみたら、ジェファンはすごく楽しんで上手くやっていますね。セロムも元々そんなに口数が多い方ではないですが、3人でやっていると楽しくなってきて、意欲的に取り組んでいて、回を重ねる度に収録現場の雰囲気が良くなっています。

――MC陣とのエピソードで何か印象に残っているものは?

イトゥク:アイドルたちと対決をすることも多いのですが、セロムはうまくやるのに、ジェファンと僕はいつも負けてばかりで(笑)。ジェファンと「僕たちの勝敗は100戦100敗だ。いつも負けている」と言っているのですが、いつかかっこいい姿を見せられる日が来るのではないかと思います(笑)。

――MCとして気をつかっていることはありますか? 特に今回は後輩たちがたくさん出演しますが、他の番組MCと異なる点などあれば、教えてください。

イトゥク:デビューして間もないグループもいますし、みんな後輩なので、すごく緊張していたり、顔色をうかがっているのかなと思うこともあります。だから後輩たちのことは褒めて、楽しくできるようにサポートしますし、新しい能力を見せられるように努めています。まだ至らないところも多いのですが、収録が終わって家に帰る車の中で、「今日の収録はすごく楽しかった」と思ってもらえるように努力しています。

――勝った人にイトゥクさんのカードで食べ物をおごるというコーナーもありますよね。

イトゥク:昔だったら、僕も「そうです」と言うところですが、そういう設定です(笑)。でも後輩たちがすごく喜んでくれています。ジェファンは僕に「(おごりすぎて)カードが使えなくなるんじゃないですか」と言います(笑)。僕が債務不履行でカードがとめられるんじゃないかって(笑)。そういった設定一つひとつが面白いと思います。
 

出演してほしいグループは?「SMの後輩・SHINeeに…」

――多くの後輩グループが出演されていますが、印象に残っている回、グループは?

イトゥク:すべてのグループが記憶に残っていますが、すごく情熱的だったのはiKONです。久しぶりに会うことができて嬉しかったのですが、活動期間を聞いたらもう7、8年になるそうなんですね。iKONはHIPHOPやスワッグ(Swag:その人の持つスタイル、センス、魅力)、自由というイメージがあって、運動はあまり好きではないと思っていました。番組の中で大縄跳びをするコーナーがあるんですが、そんな彼らが誰よりも一生懸命にやってくれて、その姿が記憶に残っています。特にBOBBYは彼のスタイルですが、ズボンをゆるい感じではいているじゃないですか。だから僕はずっと「BOBBY、ズボンは大丈夫?」「BOBBY、ズボンが下がっちゃうよ」と言っていたんです(笑)。それでもかなりたくさん跳んでいて、すごく一生懸命にやる人たちなんだなと思いました。

――ボーイズグループもガールズグループも頑張っていますが、最近K-POPで勢いを感じるのは?

イトゥク:最近のアイドルのステージを見ると、みんなすごく上手だなと思うんです。それで「もし今からアイドルをやれと言われてもできないと思う」と話したりもします。オーディション番組も多くなりましたし、とにかく皆さんレベルが高くて、拍手を送りたいです。それから僕たちの時よりもやることが多くなったと思います。例えば、最近TikTokでダンスチャレンジが流行っていますよね。そうすると自分のグループだけではなく、同じ時期に活動する他のグループのダンスも覚えなければならないですし。やることが多くなって大変だろうなと思いますし、すごいと思います。どこのグループということではなく、みんな本当に素晴らしいので、応援していますというメッセージを伝えたいです。

――この番組に出演してほしいグループはいますか?

イトゥク:最近カムバックもしましたので、SMの後輩グループであるSHINeeに出てほしいです。特にミンホは勝負事に燃える子で、以前別の番組でも、バスケットボールをすごく情熱的にやっていました。この番組の大縄跳びは、一人じゃなくメンバー皆がうまくやらないといけないものなので、ミンホの燃える姿も見れると思うので、面白いと思います。

――もしSUPER JUNIORが出演するなら、どんなゲームやコーナーをやりたいですか?

イトゥク:SUPER JUNIORのメンバーたちは体を使うことが嫌いなので(笑)、トークがメインならいいと思います。メンバーたちには「これをやろう」「これを決めよう」と言うよりも、「やりたいようにやって」と言えば、ずっと楽しく遊んでいるんです。最大限、体を使うものは少なくした方がいいと思います(笑)。大縄跳びは以前やったことがあるのですが、死にそうになっていたので(笑)。ですので、メンバーたちのために美味しいものを食べながらトークをする時間になればいいと思います。
 

ユニットL.S.S.で来日!「オトナブルー」のカバーに大反響

――今回は「SUPER JUNIOR L.S.S. Let's Standing Show」のため来日されています。昨日の公演はいかがでしたか?

イトゥク:特別なことを考えていたわけではなかったのに、ユニットが思ったよりも大きくなりました(笑)。昨年のファンミーティングに対する反応がすごく良くて、それなら3人で公演もやってみたらどうかという話になりました。今回は新曲が多く、新たに挑戦するステージも多かったのですごく心配していました。さらに3人の個人スケジュールが多くて、一緒に練習する時間がほぼなかったんです。個人で練習を進めて、日本に行く前日、それも2時間くらいしかなかったのですが、3人で練習をしました。そんな状況だったので、個々が一生懸命に準備をして、間違うことなくきちんとやろうと約束しました。ステージに上がる直前まで心配はしていましたが、いざ上がったらファンの皆さんがすごく楽しんでくれたのでよかったです。

――イトゥクさんのソロステージに対する反応も良かったですね。

イトゥク:今回の曲を通じて、セクシーで夢幻的な部分を実はもっと細かく表現したかったのですが、僕が考えていたほど準備する時間がとれなくて……それでも多くのファンの方々に好評していただきました。この曲はいつかSUPER JUNIORのコンサートで披露したいと思っていた曲だったのですが、日本のファンの皆さんに初披露できてすごく嬉しかったです。公演が終わった後、自分のステージを探して見るんですけど、「あ、いいな」と自分でも思いました(笑)。

――新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」のカバーも話題になっていましたが、この曲を選んだ理由は何ですか?

イトゥク:公演を準備する時、一番大きなポイントは、「幸せでなければならない、楽しくなければならない」ということです。カリスマ性溢れる姿、愉快な姿、幸せそうな姿などがうまく合わさった時、良い公演になりますが、今回の公演では何をやるべきだろうかと考えました。そんな中、最近「オトナブルー」が日本だけでなく、アメリカでもすごく人気があると聞きました。映像を見て、僕たちにできるだろうかと考えました。新しい学校のリーダーズの皆さんは、本当に個性的で、独自の魅力を持っているじゃないですか。だからそれを真似るのは難しいと思い、僕たちのカラーを出そうと思いました。映像を見ながら学ぶことが多いなと思ったのですが、僕たちのカバーステージも、僕たちなりの魅力があると思います。

――ファンをステージにあげて話をするなど、サプライズも面白いですね。

イトゥク:シンドンや僕はMCをしていますから、客席の雰囲気をよく見ています。そしたらシンドンのプラカードを持って、「シャッター閉めろ」の衣装を再現されている方がいて、「そこにシンドンさんがいるね」と話して、「ステージにあがってきてください」と言ったんです。ステージ上でインタビューもしました。「L.S.S.」の公演はそういう自由なところがあって、楽しく観ていただけるのではないかと思います。

――7月5日にはL.S.S.の初日本オリジナル楽曲「シャッター閉めろ」がリリースされましたが、どんな曲ですか?

イトゥク:「シャッター閉めろ」はシンドンが制作に参加している曲ですが、今回3人で競い合おうと、3人とも曲を準備してきたんです。その中でシンドンの曲が、最初に聴いた時からインパクトがあって、難しくもないですし、楽しい雰囲気だと思いました。でも、日本の方に聞いたところ、「シャッター閉めろ」という言葉は日本であまり使わないらしいんです。それでシンドンが違う表現に変えようかと言っていましたが、僕はこの響きがいいと思うので、変えない方がいいと言いました。シャッターを閉める動きがダンスにも取り入れられていて、楽しく見ていただけるパフォーマンスだと思います。
 

「あいみょんをよく聴いている…コラボしてみたい」

――7月1日に誕生日を迎えられましたが、今年はどんな年にしたいですか? 抱負などあれば教えてください。

イトゥク:最近韓国で年齢の数え方が、数え年ではなく満年齢になったじゃないですか。それで6月28日から誕生日まで、もう一度30代を少しだけ過ごせました(笑)。軍隊を終えた時や30代に入った時もそうだったのですが、今こそ本当に僕の人生の二幕の始まりなのではないかと思います。個人としてもグループとしても、新しいものを描いていく時だと考えています。個人としては、自分がうまくできることをさらに一生懸命にやって、新しいことにも挑戦しなければならないと思います。グループももう少しで20年になります。チームの方向性を新たに考えなければならない重要な時期だと思っています。

――イトゥクさんお一人で、日本でファンミーティングや公演をやりたいという思いもあるそうですね。

イトゥク:そうなんです。これまで、「イトゥクひとり旅」と言って、僕が旅をしてきた映像をファンの方たちと一緒に見るイベントをやったことがあります。いつも東京、大阪に行くことが多かったのですが、日本の小さな都市をまわりながら、現地の方たちと話をしていると、新しい感情を抱き、学ぶことができました。そのため機会があれば、「L.S.S.」だけでなく、僕個人で日本全国に行き、多くの方がいらっしゃらなかったとしても、公演をやったりしてみたいです。美味しいご飯も食べて、ゴルフもして(笑)。今は様々な経験をしてみたいという気持ちが強いです。

――最近気になっている日本カルチャーはありますか?

イトゥク:今回シンドンがYOASOBIの「アイドル」をカバーしましたが、実は僕もやろうかなと考えていた候補の一つだったんです。それからあいみょんさんの曲はいつも僕のプレイリストにあって、曲も聴きますし、YouTubeで映像もたくさん見ています。あいみょんさんがSUPER JUNIORのファンだという話を聞いたことがあるんです。機会があれば、あいみょんさんや新しい学校のリーダーズの皆さんとコラボしてみたいです。あとは日本だけではないですが、海外のある都市に行くと、「ここは韓国で言えばどこですか?」とよく聞いています。それからその国の物価とか、経済について聞いたりします。「この国の人たちは幸せに暮らしていますか?」って。生活が大変だったら、僕たちを愛する余裕もないと思いますし。ちょっと変かもしれませんが、そういうことを考えて、日本に来たら「最近の日本はどうですか?」と聞いたりします。あとは最近ゴルフが好きなので、日本で良いゴルフ場を聞いて、一日早く来てゴルフをやったこともあります。
 

「20周年を迎える時にはドームツアーもやりたい」

――SUPER JUNIORとしては今年3月、約3年ぶりに「SUPER JUNIOR WORLD TOUR -SUPER SHOW 9 : ROAD in JAPAN」をベルーナドームで開催しました。記憶に残っていることを教えてください。

イトゥク:半野外のような会場だったのですが、最初は寒くないだろうと思っていたんです。でも実際はものすごく寒くて(笑)。外から風が入ってくるんですよね。公演中に僕たちも「寒い寒い」と言っていたのですが、ファンの皆さんは本当に大変だったと思います。それにもかかわらず、最後まで楽しんでくれて、すごく幸せだったと言ってくれてありがたかったです。会場も来やすいところではなかったと聞いて、公演が終わって僕たちは車で帰れるけれど、ファンの皆さんはどうやって帰るの? って心配もたくさんしました。寒いし、遠いし、お腹はすくし、3つの大きな悲しみがあったのに(笑)、遅い時間まで楽しんでくれてありがとうございます。本当に寒かったですし、申し訳ない気持ちにもなったのですごく記憶に残る公演になりました。

――SUPER JUNIORとして今後の活動目標、目指すところは?

イトゥク:SUPER JUNIORが20周年を迎える時にはドームツアーができたらいいなと思っています。ユニットの活動も続けたいです。それからファンの皆さんと大きい運動場に集まって、SUPER JUNIORの運動会もやってみたいです。

――最後に日本で応援しているファン、Kstyleをご覧の皆さんメッセージをお願いします。

イトゥク:「let me Know K-POP!」のような番組は、最近はあまりないと思います。自分の愛しているアイドルを見ながら、幸せな時間を感じることができると思いますし、ステージだけでなく、こんな魅力もあったんだと知ることができます。自分の応援していないアイドルが出てきたとしても、番組を見ながらファンになるような番組です。さらに僕、ジェファン、セロムは楽しくMCをする姿まで、多様な姿を見ることができますので、たくさん愛してください。Kstyleも愛してくださいね、ありがとうございます!



(撮影:朝岡英輔)

■配信情報
「let me Know K-POP!」
毎週木曜 正午配信 ※休止の場合あり

MC:イトゥク(SUPER JUNIOR)、イ・セロム(fromis_9)、キム・ジェファン

コピーライト:(C)NTT DOCOMO,INC.

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ハッシュタグ:#letmeKnow_KPOP

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記者 : Kstyle編集部