YGヤン・ヒョンソク、3回目の公判に証人としてB․Iの父親が出席…当時の状況を証言

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写真=Newsen DB
YG ENTERTAINMENTの総括プロデューサーの脅迫などの疑いによる公判に、B.Iの父親が証人として出席した。

6月28日午後4時30分頃、ソウル高裁刑事6-3部で特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(報復脅迫、面談強要、幇助など)の疑いで起訴されたヤン・ヒョンソクの控訴審の3回目の公判が開かれた。

同日の公判には過去にYGに所属していたB.Iの父親が証人として召喚された。B.Iは2016年、彼の麻薬容疑の情報提供者である歌手練習生出身のハン・ソヒを通じて大麻とLSDを購入した後、一部を投薬した事実が2019年に遅れて明らかになり、昨年起訴された。

検察によると、B.Iは3回にわたって大麻を吸引し、LSDを8錠購入した。彼は麻薬について最初に報道された後、容疑を否認してグループを脱退したが、YGを離れた後、麻薬を投薬した事実を認めた。昨年9月の第1審判決で懲役3年、執行猶予4年が言い渡された。

ヤン・ヒョンソクはハン・ソヒを脅迫した疑いで2020年に告訴された。検察の公訴状によると、ヤン・ヒョンソクは当時、YGの経営支援室長だったB氏からハン・ソヒの警察陳述について報告を受けた。検察はB氏を通じてハン・ソヒをYGのビルに呼び、陳述の覆し、偽りの陳述をすることを促し、これを通じてB.Iの麻薬問題(大麻の喫煙など)と関連した警察の捜査を初期段階でもみ消すことに成功したと見ている。

ヤン・ヒョンソクはハン・ソヒに会ったのは事実だが、偽りの陳述をするよう脅迫したり、強要したことはないという立場だ。検察は昨年11月14日、結審公判でヤン・ヒョンソクに懲役3年を言い渡した。

控訴審3回目の公判で検察はB.Iと父親が2016年8月23日、日本に旅行に行った時、航空券を前日現金で購入した理由について聞いた。父親側は、多重債務者でクレジットカードの決済が不可能だったと答えた。

当時、B.Iはメンバーたちと共に2016年8月27日、iKONの日本公演を控えていたにもかかわらず、メンバーたちではなく、父親と2人で早く出国し、出国の翌日の2016年8月24日の午前に帰国した。B.Iの父親は、海外公演のため必要だったビザに問題が生じ、やむを得ず帰国してビザを延長したと説明した。

B.Iは帰国当日、当時の所属事務所だったYGから問題が発生したという連絡を受けたことが分かった。彼に大麻やLSDなどの麻薬を渡したとされる歌手練習生出身のハン・ソヒが、警察の調査で彼の麻薬容疑について話したためだ。

検察が公開した警察調査の内容によると、当時YGの職員だったB氏はB.Iの父親に「ヤン・ヒョンソクがハン・ソヒに会って元の状態に戻せと言ったので心配しなくていい」(B.Iの麻薬疑惑と関連した証言の翻意)という趣旨の話をした。

これに対し、父親は「元の状態に戻せと言ったという話を聞いた覚えがある」としながらも、B.I本人に事実を確認したことはないと言った。当時、B.Iの心の健康が悪化した状況だったため、公演を控えて息子を傷つけるのではないかと心配して、当事者に直接の事実確認をしなかったという。YGも、B.I本人に麻薬関連の事実を確認しなかったことを知っていると証言した。

B.Iの父親は、YGを通じてハン・ソヒの弁護士を選任したことも明らかになった。検察はB.Iの父親に当時ハン・ソヒが警察の調査で言った陳述が嘘だと思ったにもかかわらず、弁護士を選任した理由について聞いた。B.Iの父親は「ハン・ソヒが嘘をついたので(正すため)YGがハン・ソヒに弁護士を選任しなければならないと思った。YGが難しいと言ったので僕がYGに弁護士費用として現金200万ウォン(約22万円)を渡した。B氏(YGの関係者)が『お父さんが選任するのは良く見えないので、私たちにお金をくれれば処理する』と言っていた」と証言した。

控訴審の4回目の公判は、8月25日に開かれる予定だ。第1審の裁判所は、昨年12月22日の宣告公判で「ヤン・ヒョンソクがハン・ソヒに具体的で直接的な害悪の告知をしたと認めるのに証拠が足りない」とし、無罪判決を下した。検察の控訴で第2審が行われている中、第2審の裁判部はどのような判決を下すだろうか、これからが注目される。

B.Iは執行猶予期間だが、精力的に活動している。6月1日には2ndフルアルバム「TO DIE FOR」の発売を記念する有観客ショーケースを開催し、麻薬騒動後、取材陣と初めて会った。

ショーケースでB.Iは「過去の誤った判断と選択により、多くの方々を失望させた。社会的に物議を醸したことついて、申し訳ないと思っている」とし「一度も心が楽だったことはなかった。僕が傲慢になると、現実が僕の状況を直視しろと言ってくれるようだ。毎日のように自分を責め、反省して誓いながら今まで過ごしてきた。これから大きな変化はないと思う」と話した。

また「若い時の誤った選択と判断で得たものは全くなく、失ったものは多すぎる。『僕は一体何をしたんだろう?』と思った。そのようなことは二度とないと祈って誓って、自分を振り返る時間を過ごした」と打ち明けた。

それから「反省と自粛というのは時期が決まって終わるものではないと思う。人によって違うだろうけれど、僕は一生心に留めて重さを背負って、引き続き反省しながら生きていかなければならないと思う。今も反省しているし、これからも反省すると思うし、僕が一番うまくできる方法で心の借金も返したい。非難や憂慮の視線も僕の一生の宿題だと思う。ほぼ4年になるけれど、その日をたった一日も忘れたことがない。多くの方を傷つけたことを思うと、胸が張り裂けそうだ」と付け加えた。

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記者 : ファン・ヘジン