ジョンフン、元恋人を相手に1000万円の損害賠償請求するも敗訴

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写真=TVレポート DB
俳優のジョンフンが元恋人のA氏を相手に提起した1億ウォン(約1000万円)相当の損害賠償請求訴訟で敗訴した。

昨年11月3日、ソウル中央地方裁判所・民事90単独は、ジョンフンが2020年9月に元恋人のA氏を相手に提起した1億ウォン相当の損害賠償請求訴訟を棄却した。

判決によると、ジョンフンは2018年の春頃にA氏と出会って交際し、肉体関係を持った。A氏は2018年12月はじめに妊娠の事実を知り、同年12月4日にジョンフンに知らせた。

その後、A氏は自身のInstagramに胎児の写真、妊娠検査薬の写真を掲載し、ジョンフンのアカウントをタグ付けしたり、彼のInstagramに同内容のコメントを残した。

これについてジョンフンは「A氏が妊娠を理由に数回脅迫し、連絡が途絶えたり中絶を強要したという虚偽の事実を流布、メディアに情報提供した」と主張した。

しかし、裁判所はジョンフンの主張を認めなかった。提出された証拠だけでは、彼の主張を認めるには十分ではないという理由だった。

裁判所は、A氏がSNSに胎児や妊娠検査薬の写真を掲載し、ジョンフンに触れたりコメントを残した行為について「一連の裁判で、A氏が出産した子供がジョンフンの実子であると判断されたことを考えると、この行為が違法だと判断するのは難しい」と伝えた。先立って2020年6月2日、A氏はジョンフンを相手取り、出産した子供に関する認知請求訴訟を提起。ソウル家庭裁判所は2022年4月21日、子供がジョンフンの実子であると認める判決を下していた。

2019年、ジョンフンがTV朝鮮「恋愛の味」に出演していた中、元恋人との私生活が議論となった。A氏はジョンフンが中絶を強要し、約束していた900万ウォン(約90万円)をくれなかったと訴訟を提起した。当時、ジョンフンは実子である場合は責任を取るとコメントし、その後A氏は訴訟を取り下げた。

しかし、ジョンフンはA氏を相手取り、約1億ウォンの損害賠償請求訴訟を起こしていたことが今回明らかになり、注目を集めた。2人の法廷争いはこれにて終結するとみられる。

記者 : ソン・ミンジュ