チョン・ヘジン、新ドラマ「ポジション ~広告代理店の女王~」キャラクターポスターを公開“同年代の働くママたちが共感できる演技をしたかった”

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写真=JTBC
チョン・ヘジンが“働くママ”になって帰ってくる。熾烈な広告人たちの現実戦闘の中で、また別の現実を悩む役で視聴者の深い共感を呼ぶ予定だ。

JTBCの新土日ドラマ「ポジション」でチョン・ヘジンは、5才の息子を持つ働くママであり、10年目のコピーライター“チョ・ウンジョン”を演じる。28日に公開されたキャラクターポスターが物語っているように、チョ・ウンジョンは仕事と育児の間で悩む人物だ。業界トップのワーカホリックのコ・アイン(イ・ボヨン)のチームにスカウトされた後、爆発的に増えた仕事量により、“息子と契約破棄直前の状況!”に置かれたためだ。

前作の「私の解放日誌」で情熱的で素直なチ・ヒョナ役を演じ、自由な解放の翼をつけて飛翔していたチョン・ヘジンが、今回は“現実”という地に足を踏み入れる。彼女はまずチョ・ウンジョンの日常が悲しかったという感想で話を切り出した。「コピーライターとして成功したいウンジョンにとって、5歳の息子は越えなければならない大きな山です。子供が母親を応援するなら良いですが、まだ幼すぎる子供にとって夜勤が頻繁な母親の空席は大きいはずです。それでもウンジョンは毎回その山を越えようと孤軍奮闘します。仕事と家庭とも両立したいという気持ちは誰もが持っていますが、その境界を明快に定義して生きていくことは容易ではありません」と話した働くママのチョン・ヘジンは「何より同年代の30代会社員たちと働くママたちが共感できる演技をしたかったです」と本心を伝えた。彼女のリアルな演技がさらに期待される理由もここにある。

何よりチョ・ウンジョンの本当の魅力は、明るくて前向きな態度でどんな困難も乗り越えようとするマインドにある。チョン・ヘジンの説明によると、「ウンジョンはいつも会社の雰囲気を明るくする、愛らしいムードメーカーです。ものすごくよく食べる大食家で、どこに飛ぶか分からないけれど、ふとした瞬間に新鮮なアイデアもたくさん出します。一言で言えば、一緒に働きたい仲間です」と話した。これに対し、彼女は自然で気楽でありながら様々なカラーのスタイリングで、明るくて愛らしいウンジョンのエネルギーを最大化したという。

コ・アインとチョ・ウンジョン、2人の広告人のシナジー(相乗効果)が爆発するウォーマンス(女同士の友情)は期待ポイントでもある。「テレビに私が出たら」という歌を歌う時「テレビに私のコピーが出てきたら」と口ずさむコピーライターチョ・ウンジョンにとって、業界ワントップのコ・アインは憧れの対象だ。逆に、怖くて気難しい上司であるコ・アインに、躊躇なくアイデアを出したり、皆を戸惑わせるとんでもない発言をするチョ・ウンジョンは、新たなタイプの頼もしいチーム員だ。

ドラマ「マザー」以来、イ・ボヨンと2度目の共演となるチョン・ヘジンは「ぎこちなくはなく、楽でした。(イ・ボヨンが)いつも後輩たちに温かく接してくださるので、いつも和気あいあいとした雰囲気の中で撮影しています。たまにはお互いに笑いをこらえず、NGが出る時もあります」とビハインドストーリーを伝えた。

最後にチョン・ヘジンは今作の台本に読んだ時「色んな人々が代理店という1つの空間で、激しく夢を叶えながら成長していく過程が、とても魅力的に感じられました。職場生活をされる方々は代理店の中の様々な性格の人物と状況に共感することができると思います。また視聴者の皆さんは、ドラマチックに繰り広げられるストーリーが与える十分な没入感があるため、興味深くご覧になれると思います」と見どころをアピールした。

JTBCの新土日ドラマ「ポジション」は、VCグループ史上初の女性役員になったコ・アインが、最初で最高の地位へと自身のキャリアを作っていく過程を描く、優雅でありながらも凄絶なオフィスドラマだ。韓国で2023年1月7日の午後10時30分より放送が開始される。

記者 : イ・スンギル