突然の大ヒットに驚き!Brave GirlsからEXIDまで…5つの“チャート逆走神話”が話題

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写真=各所属事務所

毎日のように新しい音楽が溢れ出てくる中、発売されて久しい楽曲が注目されるのは、奇跡に近い。非常に低い確率の中、“逆走の神話”を書いたアーティストたちがいる。最近、逆走中のIUとBrave Girlsから、“逆走”と言えば思い浮かぶEXID、N.Flying、NU'ESTまで。それぞれ異なる理由で曲が再び注目を集めたスターだ。

IUは、10年前の楽曲「Hold My Hand」で、Brave Girlsは4年前の曲「Rollin'」で、主要音楽配信ランキングの上位にランクインしている。彼女たちの活躍をうけ、2014年に異例の逆走を見せたEXIDの「Up&Down」と、2017年にMnet「プロデュース101」シーズン2が終わった直後に愛されたNU'ESTの「HELLO(ヨボセヨ)」、2019年、ファンの切ない文章がきっかけで急上昇したN.Flyingの「Rooftop」も一緒に言及されている。遅れて真価を認められた名曲のエピソードをまとめてみた。

◆Brave Girls

写真=「Rollin'」
最近、“軍人ピック(軍人に選ばれたの意味)”で浮上したBrave Girls。軍人たちの間で伝説のように伝わる名曲「Rollin'」を歌ったガールズグループだ。ステージとコメントを編集して掲載するYouTuberが、2月24日にアップロードしたBrave Girlsの「Rollin'」軍部隊慰問公演などを編集した映像が、YouTubeのアルゴリズムで選ばれた。ポイントダンスを一緒に踊りながら熱狂する軍人たちの姿に爆笑する人々と、思い出を蘇らせる軍人たちが集まり、現在900万回に達する再生回数を記録している。

そのおかげで「Rollin'」は、主要音楽配信ランキングで1位を獲得し、音楽番組でも1位を獲得した。あまり注目されることのなかったグループの4年前の曲の成果とは思えないほどだ。今回の機会を生かして、再び人気を博することができるのか、関心を集めている。

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◆IU

写真=「最高の愛」OST
すでに韓国で国民的な人気を得ているIUも、チャート逆走を果たした。なんと10年前に発売したIUの初の自作曲で、MBC「最高の恋」のOST(挿入歌)「Hold My Hand」が主要音楽配信ランキングを席巻している。2019年のコンサート「Love Poem」で久しぶりに歌った記念として、ファンが曲の中の「愛が来たんだ 君が好き どうしようもないほど」の部分を編集したチャル(短い映像)が、各SNSに広がって話題となった。

このパートは、愛嬌溢れるジェスチャーと表情がキリングパート(歌で人の心を掴む部分) であり、可愛らしいIUの姿に歌を聴き始める人々が増えてきた。これをうけ所属事務所は「Love Poem」のコンサートで披露した「Hold My Hand」のライブフル映像を公開した。昨年11月に公開されたこの映像は現在、再生回数が1,400万回を突破し、音楽配信ランキングでも上位に浮上する快挙を成し遂げた。




◆N.Flying

写真=「FLY HIGH PROJECT #2」
ファンの切実な文章に端を発したN.Flyingの逆走。メンバーの自作曲「Rooftop」の番組活動は終了したが、このまま曲が埋もれてしまうのを残念に思ったファンたちが、オンラインコミュニティにPRの書き込みをアップした。驚くことにこの書き込みは、閲覧数13万回を突破して注目を集め、「Rooftop」はデビュー以来初めて音楽配信サイトのリアルタイムチャートにランクインする楽曲となった。

このことがさまざまなSNS上で広まり、曲が有名になり始め、所属事務所によるミュージックビデオのYouTube広告も力を加え、その結果チャートインから8日でMelOnで1位を獲得するようになった。この勢いに乗って再び出演した音楽番組でも初の1位のトロフィーを獲得し、感動を与えた。これにとどまらず、さまざまな主要音楽配信ランキングの月間チャート1位を獲得し、ビルボードが発表した2019年のベストK-POPのリストにも名を連ねるまでの成果を得た。

・N.Flying、デビュー4年で悲願の1位に号泣…「屋上部屋」音楽チャート逆走の成果




◆NU'EST

写真=「HELLO」
NU'ESTの場合、メンバーたちの勇気ある再挑戦が生み出した逆走だ。サバイバル番組Mnet「プロデュース101」シーズン2に、アロンを除く4人のメンバーが出演して奮闘した。ファイナルステージに4人全員が進出し、ミンヒョン1人が最終的にプロジェクトグループWanna Oneのメンバーとしてデビューすることとなった。激しい競争の中、最終順位の発表が終わり、複雑な気持ちが交差した視聴者たちは、放送終了後にNU'ESTの曲を探して聴き始めた。

これに後押しされ、2013年に発売した「HELLO(ヨボセヨ)」をはじめ、「OVERCOME」「Love Paint」「Daybreak」「Thank You」が主要音楽配信サイトのリアルタイムチャートにランクインした。5曲のうち、特にBTS(防弾少年団)のRMがおすすめの曲として選び話題を呼んだこともあった「HELLO」が最も大きな支持を得た。声援に後押しされ、ミンヒョンを除いた4人で歌った2017年バージョンの「HELLO」をリリースし、番組視聴者たちの心を癒やした。

・「プロデュース101」出演のNU'EST、4年前にリリースした「ヨボセヨ」が音楽配信サイトで1位に!チャートを逆走行




◆EXID

写真=「Up&Down」
“逆走のアイコン”になったEXID。彼女たちはデビュー当初、特別大きなスポットライトが当たることのなかったガールズグループだったが、ファンが撮影した直カメラ(チッケム、一人にフォーカスして撮影した映像)で急速に人気を伸ばしたケースだ。ハニのセクシーな眼差しと優れたダンスパフォーマンスを収めた「Up&Down」の直カメラ映像が、さまざまなコミュニティとSNSに広がり、“一度も見ていない人はいても、一度しか見ていない人はいない映像”というタイトルを得た。

すでに同曲での活動が終了した時点で音楽配信ランキングに浮上し、地上波の音楽番組にも再び出演することとなった。ついにEXIDは、「Up&Down」で音楽配信ランキングと音楽番組の両方で1位を獲得し、K-POPの歴史において前代未聞の逆走の神話を書いた。直カメラの主人公ハニを筆頭に、EXIDはやってきた機会を逃さず、精力的な活動を展開して人気ガールズグループとして生まれ変わった。

・EXID「Up&Down」がチャート逆走行!一発屋にとどまらず、ロングランする理由

記者 : アン・ソジョン