“絵の代作疑惑”チョ・ヨンナム、本日(6/25)最高裁で無罪判決

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写真=マイデイリー DB
他の人の助けを借りて完成させた絵画を、自分の作品だとして販売した代作疑惑が浮上していた歌手チョ・ヨンナムの最高裁判決が本日(25日)下された。

25日午前10時、最高裁1部(主審:クォン・スンイル最高裁判事)は、詐欺の疑いで起訴されたチョ・ヨンナムとマネージャーのチャン氏の上告審の判決宣告期日を開き、無罪を宣告した。

最高裁判所は、「美術作品が第3者の補助を受けて完成されたかどうかは、購買者に必要な情報と見ることはできない」と判断した。また、「美術作品の取引で希望しているかどうかを判断する際、偽作かどうかや著作権に関する争いがない限り、価値の評価は専門家の意見を尊重する司法自制の原則を守るべきだ」と判決した。

チョ・ヨンナムは2011年9月から2015年1月まで、画家ソン氏などが描いた絵に軽く上塗りしただけの作品21点を17人に販売し、1億5300万ウォン(約1359万円)を受け取った容疑で検察に起訴された。

第一審では、チョ・ヨンナムが創作的に表現した作品だと受け止めるのが難しいとして、懲役10ヶ月に執行猶予2年を宣告した。しかし、第二審は証拠不十分で無罪を宣告した。検察が第二審判決に不服として上告し、最高裁の判断を仰ぐことになった。

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記者 : ヤン・ユジン