イ・サンファ（李相花）選手が本日（10日）、現役引退を表明した。

16日には、ソウル市内のホテルで引退式を行う。

イ・サンファ選手は、2018年の平昌五輪スピードスケート女子500メートルで、日本の小平奈緒と金メダルを競い合った韓国スピードスケート女子のレジェンドだ。イ・サンファ選手と小平選手は韓国と日本を代表するスピードスケートのトップ選手としてライバル関係を築いてきた。

イ・サンファ選手はスピードスケート女子500メートルで10年のバンクーバー大会、14年のソチ大会と五輪2連覇を果たし、続く平昌大会でも金メダルが期待されたが、小平選手が36秒94のタイムで金メダル、イ・サンファ選手は37秒33で銀メダルを獲得した。

3連覇を逃したイ・サンファ選手が悔し涙を流しながらも観客の声援に応えていたところ、小平選手がイ・サンファ選手のそばに行き、肩を抱いてねぎらった。金メダルをかけベストを尽くした互いをたたえ合う姿は、平昌五輪の名シーンとして記憶されている。

またイ・サンファ選手は、番組共演がきっかけで知り合った歌手KangNamとの熱愛を認め、話題となった。