21時間の警察調査を終えた元FTISLANDのチェ・ジョンフンが、警察に請託しておらず、自身とは関係がないと否定した。しかし、チェ・ジョンフン、チョン・ジュニョンを含むカカオトークのグループチャットのメンバーたちがユン総警の存在を知っていたことが明らかになり、彼の釈明が嘘ではないかという疑惑の声が出始めている。

SBS「8ニュース」は17日午後、チェ・ジョンフンとチョン・ジュニョンらが含まれたグループチャットルームのメンバーたちが、ユン総警（“警察総長”と呼ばれていた人物）の存在をかねてから知っていた状況を突き止めた。

チェ・ジョンフンは2016年に飲酒運転をしたことが摘発された後、警察に請託して報道を防いだ疑惑が持たれている。チェ・ジョンフンはこの嫌疑に対して「自身とは関係がない」と一線を引いた。

SBSは、グループチャットのメンバーの中の1人が今週始めにすでにユン総警の写真を送ってきたことを公開した。また、グループチャットのメンバーたちの会話内容を通じて、ユン総警がかつて青瓦台（大統領府）での勤務履歴やユリホールディングスのユ・インソク代表に会うなどの親交があることを知ったことも報道した。

ユン総警がかつてチェ・ジョンフンの飲酒運転事故だけではなく、ユ・インソク氏の依頼を受けて、ユリホールディングスが運営した酒場モンキーミュージアムに関連し、食品衛生法違反通報内容を別の管轄の警察署の部下に聞いた状況も追加で報道された。ユン総警がグループチャットのメンバーたちと平凡な関係ではないことを十分に推測することができる。

しかし、ユン総警はユ・インソク氏との親交や出会いは認めながらも、請託に関しては頑なに否認している。ユン総警とチェ・ジョンフンいずれも請託については否定している中、ユン総警とチェ・ジョンフンを含むグループチャットのメンバーたちが1人ずつ警察の捜査を受けている状況だ。

報道ではなく警察の捜査を通じて、チョン・ジュニョンらのグループチャットルームのメンバーとユン総警の癒着疑惑が事実として明らかになるか関心が高まっている。

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