【REPORT】MAMAMOO、日本ショーケースライブで感激「100枚目のアルバムまで準備して会いに行きます!」

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写真=KWON JJEARY

待望の日本2ndシングル「Wind flower -Japanese ver.-」をリリースしたMAMAMOOが、発売日当日の2月6日(水)、東京・Zepp Tokyoにて「MAMAMOO SHOWCASE LIVE TOUR IN JAPAN “BACK STAGE!”」を開催した。今回のイベントではMAMAMOOのライブステージを堪能できることはもちろん、トークコーナーもたっぷり。普段の楽屋の姿をファンに見せるというコンセプトで、また新たなMAMAMOOの一面を垣間見ることのできる贅沢な時間となった。

グループ名に入っている「ム」という言葉は韓国語で大根という意味であるため、ペンライトはもちろん、公式グッズでも大根のモチーフを使うことが多いMAMAMOO。イベントの冒頭、大根の形をしたキャラクター“ムP(プロデューサー)”が画面上に登場し「今日は普段見れないMAMAMOOの姿を全部見てもらおうと思っているから、楽屋に遊びに来たつもりで楽しんで!」とアナウンス。ファンの期待が高まったところで、せ~ので「MAMAMOO~!!」と呼びかけると、セルカ棒で動画を撮っている4人の姿が画面に! 動画を撮りながら歩いてくる彼女たちがステージに登場するとファンは大歓迎、そのまま一曲目の「Décalcomanie-Japanese ver.-」へ。ワンフレーズ歌う度に歓声が沸きおこり、これぞMAMAMOOというパワフルな歌声で魅了。続けて「You Don't Know Me」、さらにこの日リリースになったばかりの「Wind flower -Japanese ver.-」も早速披露してファンを喜ばせた。


楽屋を再現したまったりトーク…日本のケータリングに「いつも幸せ」

写真=KWON JJEARY
超満員の会場が一気に熱気に包まれたところで、MAMAMOOは日本ファンに元気に挨拶。するとソファや化粧台、衣装のかかったハンガーラックなどがセットされ、ステージがあっという間に彼女たちの楽屋に早変わりした。4人はソファに座り、本当の楽屋にいるように日本のお菓子をモグモグ。そんなリラックスした状態で“ムP”の進行のもと、率直なトークが展開された。

楽屋に来るとまず「食べる物を探す」という彼女たち。「これまでの楽屋のケータリングでどんな料理が美味しかった?」という質問にはファサが「昨日も良かったんですが、今日が一番美味しいと思いました。昨日は名古屋で韓国料理を用意してくださっていました。今日は韓国料理と日本料理をフュージョンしたような形で準備してくださって、おかずもたくさんあって本当に本当に幸せでした(笑)」と満面の笑顔を見せた。さらに「美味しいものがあるとステージもうれしい気持ちでできるんですよ。今日も含めてね!」という嬉しい回答にファンも「フ~」とテンションアップ。フィインも「日本の楽屋は食べるものがたくさん置いてあるからいつも幸せです」とつけ加えた。


「涙そうそう」を4人で披露…夏川りみとの感動の対面も明かす

写真=KWON JJEARY
「日本語の曲を歌う時、難しい部分は?」という質問には、ムンビョルが「発音が難しいですね。私のパートは早いので混乱しがちです。『Wind flower』では『離れ離れの歌が』っていう歌詞があるのですが、そこがすごく難しいんです」とラップ担当の難しさを明かした。しかしそのパートをすらすらと歌ってみせたフィインは「レコーディングの時、ムンビョルの次が私で、終わるのを待っていたんです。ムンビョルがここを何十回もやっているのを聞いていたから覚えました(笑)」という裏話も公開。また「日本の曲で影響を受けた曲」として夏川りみの「涙そうそう」を挙げたソラ。「昨年聴いて本当に感銘を受けました。そしてなんと今日りみさんが来てくれたんです! 先ほどお会いして挨拶をしましたが、来てくださって感謝しているし、感動的な瞬間でした」と明かした。アカペラで一部を即興で披露してくれたソラだったが、なんとここで4人バージョンの「涙そうそう」を披露するスペシャルな時間が。伸びやかであり、かつ切なさの溢れる歌声で感動させた後は、サビのお休みポーズが印象的な日本オリジナルソング「Sleep Talk」でも会場を沸かせた。

戦士がコンセプトだというかっこいい黒とゴールドの衣装で再び楽屋のセットに登場したMAMAMOO。客席のあちこちに隠された質問に答えるコーナーの一つ目の質問は、「リハーサルで一番気をつけることは何?」というもの。これに対してファサは「音響です。イヤモニから聞こえてくる音で、その日の歌のコンディションも左右されます。今日もそうなんですが、日本でイベントやコンサートをやる時は、いつもイヤモニが最高の状態なんです。素晴らしいシステムが整っているところでステージができているんだなということを感じています」と笑顔で語った。


「いいな~」「それな~」がブーム?キュートな日本語に爆笑

写真=KWON JJEARY
最近覚えた日本語ではメンバーもファンも大盛り上がり。フィインの「一緒に遊ぼう」には「可愛い!」、そしてムンビョルの「抱きしめたい」には「キャ~」と黄色い歓声が上がった中、ソラは「それな~」という言葉がお気に入りだと話した。さらにファサは「私は『いいな~』です。日本のドラマを見るとこのせりふをよく聞いていたんですが、今回初めて意味を知りました」と告白。続けて「いつも友達同士とかで『いいな~』って言うじゃないですか」と完璧な発音で「いいな~」を使うと、ソラが「そうそう、それな~」と重ね、「それな~」「いいな~」合戦が始まる。

その後もメンバーが何かコメントすると「それな~」「いいな~」と賛同する2人に会場は爆笑の渦に包まれた。最近ハマっていることについては、個性溢れる回答が続々。「写真を撮ること。映像を編集することにも面白味を感じていて、今日もメンバーを撮る予定です(ムンビョル)」「まだ芽が出たばかりの、初歩的なYouTuberなので、最近そのことしか考えていません。読者登録、いいねお願いします!(ソラ)」「寝る前に絵を一枚描きます。YouTubeでモッパン(おいしそうにたくさん食べる番組のこと)を見ることも好きです(フィイン)」と語った中、ファサは最近発表されたばかりのソロデビューに言及し「準備を一生懸命やっています。家に帰ってもずっと練習しています」と期待を高めた。


日本ファンの深い愛に感動「言語という壁があるのに…」

写真=KWON JJEARY
楽しいトークで飾らない魅力を存分に披露した後は、MAMAMOOの歌唱力の高さと表現力の豊かさ、そして声量にも驚かされるバラード曲「I Miss You」で圧倒し、「No more drama」「Starry Night」では、どんなジャンルの楽曲でもMAMAMOO色に染めてしまう彼女たちだけの世界へと観客をいざなった。ここまで披露すると一人ずつ最後の言葉を伝えた。

「シングルがリリースされる日に皆さんに会えて、良い思い出になりました。2ndシングルが出ましたが、今後は3rd、4thまでと言わず、100番目のアルバムまで準備して皆さんに会いに行きたいと思います(フィイン)」

「時間を割いて、私たちに会いに来てくださってありがとうございます。昨日も今日も、これからもそうだと思いますが、皆さんに会う度に胸がいっぱいですし、いつもワクワクして2019年には皆さんにたくさんお会いして、もっといい思い出を作っていきたいです(ムンビョル)」

「日本でたくさん会えるわけではないし、言語という壁があるのにも関わらず、心から私たちを愛してくださっている皆さんを自分の目で見ていますよね。来る度に不思議でもあり、感動的な瞬間でもあります。皆さんの愛にふさわしく、お返しできるような歌手になります(ソラ)」


圧倒的なライブ&気さくなトークでファンとの距離がさらに近くに

写真=KWON JJEARY
最後のファサは「日本での公式活動がそんなに多くない中、それにも関わらず忘れず会いに来てくれて本当にありがとうございます。でも今日はちょっと歓声が足りない感じがしますよ。残り一曲なんですけど声が小さいですよ?」とあおる。すると会場は今日一番の力強い声で包まれ、そのまま「皆で一緒に叫んでみましょうか~?」の呼びかけに応えた大歓声の中、ラストの「Egotistic」へ。より一層パワーのこもった熱唱に続くアンコールの「Um Oh Ah Yeh」では、メンバーの手に合わせてペンライトが上下に動き、「東京! 愛してる~!」「Make Some Noise~!」の声でさらにノリノリに。「Yes I Am」でも曲中に「いいね~」「それなそれな~」「お疲れちゃん!」などの言葉を交えながら縦横無尽に動いてステージを楽しむ4人の姿が、忘れられない時間を締めくくった。

歌唱力に定評のある4人だが、ステージもしっかりと見せつつ、普段のライブとは一味違い、気さくなトークで日本ファンとの距離を縮めたMAMAMOO。彼女たちの言葉からは日本活動への意欲と愛が伝わってきた。メンバーが言う通り、3枚目、4枚目にとどまらず、日本で長く活躍することに期待したくなった時間だった。

写真=KWON JJEARY
【公演概要】
「MAMAMOO SHOWCASE LIVE TOUR IN JAPAN “BACK STAGE!”」
日時:2019年2月6日(水) 開場18:00 / 開演19:00
会場:Zepp Tokyo

【セットリスト】
01.Decalcomanie-Japanese ver.-
02.You Don't Know Me
03.Wind flower -Japanese ver.-
04.涙そうそう
05.Sleep Talk
06. I Miss You
07. No more drama
08. Starry Night
09.Egotistic
-Encore-
10.Um Oh Ah Yeh
11.Yes I Am

■リリース情報
日本2ndシングル「Wind Flower -Japanese ver.-」
2019年2月6日(水)発売

<商品形態>
○初回盤A VIZL-1512 ¥2,000(税込)
CD+DVD(Wind Flower -Japanese ver.- [Music Video])
※イベント参加券封入

○初回盤B VIZL-1513 ¥2,000(税込)
CD+DVD (MAMAMOO 1st CONCERT TOUR in JAPANより 「Décalcomanie -Japanese ver.-」と日本オンリー曲「You Don't Know Me」のライブ映像を収録) ※イベント参加券封入

○初回盤C VIZL-1514 ¥2,000(税込)
CD+ブックレット(スリーブケース仕様) ※イベント参加券封入

○通常盤 VICL-37453 ¥1,300(税込)
CDのみ ※初回生産分のみイベント参加券封入

※CDは全形態共通で2曲収録

■関連リンク
公式サイト:https://mamamoo.jp/

記者 : Kstyle編集部