【REPORT】MAMAMOO「これからはもっとたくさん会いましょう!」…初の日本単独ライブは“ハッピーオーラ”満点!ファンに再会を約束

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(C)Shinokubo Hotguide
MAMAMOOが、日本で単独公演を実現させた。韓国蚕室(チャムシル) のオリンピックホール11000席のチケットを1分で完売させた、今韓国で最も熱い彼女たちの初日本単独コンサート「MAMAMOO JAPAN 1st STAGING」が、ゴールデンウィークの5月6日に赤坂BLITZにて行われた。こちらでは第1部の模様をレポート!

この日の会場は「待ちに待った」という表現がぴったりな雰囲気だった。今か今かと開場を待ちわびる人で溢れ、会場に入れば、ステージの近さに驚きと喜びを隠せないという声があちらこちらから聞こえてくる。韓国から応援に来たファンも少なくない様子だ。

開演と同時に客電が落ちると、大きな歓声とともにペンライトがキレイに揺れる。オープニング映像が流れる中、ステージに立った4人のシルエットを確認すると、ファンのテンションは瞬く間に最高潮へと達した。

白いレースのセクシーな衣裳に身を包んだMAMAMOOがまず歌ったのは「Mr.E me mo ho」。圧倒的な歌唱力で魅了する4人のハーモニーが発せられると思わず鳥肌が立つ。続けて「Baton touch」を歌唱し、途中ソラが「(この曲の) ダンスを教えたいと思いまーす!」と元気よく日本語で話すと観客も声援でそれに応える。アメコミ風な映像をバックに、ノリノリのナンバーで観客も自然と体が揺れ動く。そしてファサが「One more!」と煽れば、負けまいと呼応する。ピッタリと息のあったやりとりは、すでにMAMAMOOと日本ファンの間に絆が存在しているようだった。

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ここでMCの古家正亨氏が登場し「ついに日本で初の単独公演ですね!」と4人に尋ねると「私たちもこの時を待っていました」(ソラ) と日本語でその喜びを表現した。続いてMAMAMOOの自己紹介VTRが流れ、彼女たちの韓国における人気のすごさを改めて実感。「韓国K-POP界のトップにいるという自覚は?」という質問に対しては4人が揃って首を振り、末っ子のファサが「この結果はみんなで作り上げたものなので“K-POP”という世界は家族と同じです。トップに立っているとか、リードしているとは考えていません。このステキな世界を、一緒に作り始めているという感覚です」と謙遜した。

そして「メンバーがメンバーの魅力を分析する」コーナーでは、「ソラは本当は面白くないがクセになる」(ムンビョル)、「ムンビョルにはリードする男が似合う」(フィイン)、「フィインのセルカは本当に多様」(ファサ)、「ファサはダンスで下半身をよく動かす」(ソラ)と、メンバー同士でコメント。「合っている」「合っていない」とメンバー同士がわちゃわちゃ盛り上がり、言い合いするなどその本当に仲の良さが伝わってきて、見ているこちらも思わず笑みがこぼれてしまう。ひと盛り上がりしたところで、改めてライブタイムへ。

かわいいもセクシーもかっこいいも、すべて魅せつけたライブパフォーマンス

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照明がパープルになり、「Piano man」のイントロが流れる。会場は一変してセクシーな雰囲気に早変わり。メンバーも歌いながらファンを挑発し、大人なメロディーに思わず聴き入ってしまう。セクシーなムードそのままに「I miss you」で今度は“しっとり”と聴かせる。バックの映像にはサンドアートが映し出され、次々にメンバーの顔へと表情を変化させていく中、ファサのブレない芯の強い歌声が会場を包み込んでいった。

再び古家氏が登場し、ゲームコーナーへ。会場に流れる自分たちの楽曲を聴いて、ポイントとなる振り(フレーズ) が全員揃えば正解という「以心伝心ゲーム」では、まさかのファサがほかメンバーとなかなか合わずに大苦戦。ミッションクリアでもらえるはずの豪華プレゼントに早くも暗雲が立ち込める。これではいけないと、次のゲームで全問正解すればプレゼントがもらえるチャンスを与えられたMAMAMOO。「テレパシーゲーム」と題して行われたのは、メンバー3人が一枚の紙に描いた絵をヒントに、何が描かれているかを応える答えるゲーム。ほとんど答えを言っている(?) ヒントから無事全問正解となり、見事「日本で焼肉食べ放題」チケットをゲットしたのだった。

そして再びライブタイムへ移行するかと思いきや、メンバーから嬉しいフォトタイムの提案が飛び出す。MAMAMOOのメンバーが右へ左へとステージ前方へ笑顔で歩み寄り、楽しいひとときとなった。

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「スペシャルなゲームをたくさんやって楽しい時間ですね。でもやっぱり、歌っている時が一番幸せです」とファサが言うと、会場から拍手が沸き起こり、その流れのまま、次曲「Love lane」へ。メンバーが手拍子を促し、今度は楽曲とともにMAMAMOOの“かわいい”雰囲気が溢れ出る。そして低音で響かせるムンビョルのラップが、曲に心地良いアクセントをつける。次の曲は、イントロから大きな歓声で沸いた「NEW YORK」。韓国の主要音源チャートで1位を獲得したMAMAMOOの人気曲だ。ファンキーなボーカルで、観客のテンションを底抜けに上げ続ける。4人のアカペラハーモニーがノンストップで鳴り響き「Woohoo(期待しても良い日)」へ。まさに彼女たちの“かっこいい”が詰まった1曲だ。

一気に3曲を歌い上げ、興奮覚めやらぬ中4人は今回の初単独ライブの感想を述べた。

ソラ「初の日本単独コンサートに、MAMAMOOだけのステージにこうしてたくさん来てくれてありがとうございます。これからもまた(私たちを) 見てね!」

フィイン「残すところあとわずかな時間ですが、こうして日本のファンの皆さんになかなか会えないのでその分かっこいい姿を見せたいと思います」

ファサ「以前来日して公演した時以上の人たちが来てくださいました。空港にも本当に大勢の方が出迎えてくださってうれしい気持ちで日本に来ることができました。国によって感性は違いますが、今日は日本の感性にたくさん触れることができました。これからもたくさんのステージをお届けしたいです」

ムンビョル「私の方が初単独コンサートを楽しませてもらいました。今日は日本に来られて嬉しかったです、これからはもっとたくさん会いましょう!」


そしてソラが「皆さん暑いですか? これからもっと暑くします!」と「Taller than You(1cmのプライド)」を披露。ファン全員が「MAMAMOO! MAMAMOO!」コールを叫ぶ。続く「I Love too(離さないよ)」では、優しい音色と声色で、ファンに「ありがとう」の気持ちを込めたプレゼントのように大切に歌い上げた。その想いに応えるようにファンも共に口ずさみ、大合唱へと昇華されていく。しかし、このままでは終わらせない! とばかりに「Decalcomanic」を歌唱し、場内は一気に大盛り上がり。メンバーもファンも、互いのすべての力を出し切り、本編が終了となった。

しかしメンバーがステージから去ると、すぐさまアンコールが湧き上がる。そして「Youo're the best」を歌いながらメンバーがステージに戻ってくると、ファンのテンションも一気にトップギアへ! そしてファサが「Last Song!Um oh ah yeh」と叫ぶと割れんばかりの歓声が。メンバーもリラックスムードで、じゃれあいながら楽しそうに歌っている。

最後は客席をバックに記念撮影を行い、ファンへ深く一礼をしてステージを後にしたMAMAMOO。会場に集ったファンも「楽しかった」「幸せだった」と口々につぶやき、メンバーとファンにとってハッピーな時間となった。

(C)Shinokubo Hotguide

■ライブ情報
「MAMAMOO JAPAN 1st STAGING」
<日時>
2017年5月6日(土)
1部 開場13:15/開演14:00
2部 開場17:15/開演18:00
<会場>
赤坂BLITZ (東京都港区赤坂5−3−2 赤坂サカス)

主催:Marvel ENTERTAINMENT、RBW Entertainment
企画:Marvel ENTERTAINMENT
制作・運営:MOTHER BASE、L'EQUIPE TROIS
協力:CONTENTS RANGE

■関連サイト
MAMAMOO JAPAN 無料FC:http://www.mamamoo-japan.jp/

記者 : Kstyle編集部