【REPORT】EXIDが夏のデビューに先駆け、ショーケースを開催!オリジナルの音楽性&セクシーダンスで個性を光らす!

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撮影=田中真二
8月22日、韓国の女性5人組EXIDが「UP&DOWN [JAPANESE VERSION]」で日本デビューを果たす。それに先駆け、6月27日、Zepp Tokyoで「EXID PREMIUM DEBUT SHOWCASE "Exceed In Dreaming" in JAPAN」を開催。昼夜2公演に大勢のファンが詰めかけた。では昼の部の模様をレポート!

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From New York to Tokyo!世界を股にかける5人組

撮影=田中真二
EXIDはソルジ、LE(エリー)、ハニ、ヘリン、ジョンファからなる5人組。2012年にデビューし、既に6年のキャリアを持つ実力派だ。今回の来日は、最年長&リーダーのソルジが病気治療中のために不在。彼女を除く4人で行われたが……。
また4人は23日にソウルからニューヨークへ飛び、翌24日には現地で開催された「KCON 2018 NY」に参加。27日には東京で公演を行っているのだから、まさに世界を股にかけた活躍ぶりだ。

オープニング映像では「ディスコグラフィー」と題して、6年の間にリリースしてきた曲をプレイバック。その後、様々な曲で音楽番組の1位をゲットした映像を映し出し、EXIDがトップアイドルであることを再確認。そして期待高まる中、メンバーがせり上がり、ダブステップなサウンドにのりステージへ。

撮影=田中真二
日本デビュー曲のオリジナル・バージョン「UP&DOWN」からイベントは幕を開け、メンバーはグリーンのレーザー光線が飛び交う中、ヒップダンスも交えてセクシーにパフォーマンス。LEはイル&スキルフルなラップで魅せ、ハニはセクシーに、ジョンファはキュートにパフォーマンス。そしてサビに入れば、歌謡曲タッチに変化し、ヘリンが安定のボーカルワークを炸裂させ、ソルジの分もカバーする。サビでググッと歌謡曲に転じていくことこそがEXIDの最大のポイントの一つ。4人はオープニングから“らしさ”を全開にし、日本のファンをノックアウトした。
 

クール、愛嬌、セクシー、ピュア。4つの個性がひとつに!

撮影=田中真二
名刺代わりの1曲を放った後、4人はトークで想いや魅力を伝えていく。
まずは「今日は楽しんでくださいね」(LE)、「(手を振りながら)皆さんに会いたかったです」(ヘリン)、「楽しい時間を過ごしましょう」(ジョンファ)、「(左手を胸に当てて)今日、すごくドキドキしています」(ハニ)と挨拶し、「沢山の方が来て下さって、本当にビックリしています。本当に緊張しています」というハニの言葉にジョンファがウンウンと頷く。そしてヘリンが「こんなに沢山来て下さって、本当ありがたいです。今日の公演が皆さんにとって楽しく良いものになるといいな」と話すと、LEが「可愛い!」と突っ込んだ。

撮影=田中真二
この日、日本語バージョンのお披露目はなかったが、レコーディングは既に終えたとのこと。ジョンファの「日本語で歌うのは初めてだったので、レコーディングの前はちょっと自信がなかったけど、沢山のファンの皆さんが喜んでくれることを考えたら、楽しい気分になり、高まった気持ちで終えることが出来ました」というコメントにフロアから大きな拍手が起きる。そして、日本デビューに向け、日本語の勉強のバッチリの様子で、LEの「(日本語を)勉強しました!」という力強い言葉に、ヘリンが「お~、凄いね~!」と声を上げ、メンバーは最近覚えた日本語を披露。「格好いい」(LE)、「貴女は格好いいですか?」(ジョンファ)、「私は格好いいです」(LE)、「よかった」(ハニ)、「上手だ」(ヘリン)、「下手です」(ジョンファ)という公開レッスンに会場が和み、メンバーが「私たちの日本語は赤ちゃんレベル」と話すと、司会者がライブで使える実用的な言葉「盛り上がってますか~」をレクチャー。4人が早速それを実践すれば、ファンから熱いレスポンスが起こり、ヘリン&ジョンファはサムズアップで「上手だ!」と応えて、満足気な表情を見せた。

撮影=田中真二
その後はそれぞれの魅力に迫る番。アンダーグラウンドから叩き上げてきたラップの格好良さが光るLEはソロ曲「Velvet」をアカペラで生パフォーマンス。ヘリンの魅力は愛らしさで、メンバーが「可愛い」(LE)、「愛嬌たっぷり」(ジョンファ)と誉めると、ヘリンは「ないない!」とこれまた愛嬌たっぷりに「プインプイン」チックに謙遜。そんなヘリンはハニを「セクシー」と誉め、ハニはセクシーなポージングでファンを挑発する。そしてハニがジョンファの魅力について「清純」とコメントすると、彼女は、会場からの「ジョンファちゃん~~」の声に、髪をかき上げ&振り返りながら「何~~?」と応えて、ステージをピュアなピンク色に染め上げた。

そして改めて日本デビューへの想いを「本当にドキドキです。一生懸命やらないといけないと思いましたし、日本のファンの皆さんに会うのが楽しみでした」(ハニ)と伝えた後は、マスターしたばかりの「盛り上がってますか~?」でフロアを煽り、再びライブへ。

撮影=田中真二
「昼より夜に会いたい」とセクシーなメッセージを清涼感たっぷりに表現する「Night Rather Than Day」を歌えば、客席はファンの「パメ(夜に)」という掛け声で一つになる。LEはヒートアップするファンに向けて目線を交わすように腰をかがめ、ジョンファは二階席にも手を振ってファンサービス。LEとハニが濃密なスキンシップを見せると、フロアからは大きな歓声が起きる。そして「ブルブルブル」と震える様を表現する「DDD」ではヒップを小刻みにバイブレーションさせ、セクシーなパフォーマンスに客席は大興奮だ。
 

リーダーのソルジからサプライズの生電話!

撮影=田中真二
ここで司会者からサプライズメッセージがあると告げられると「誰々?」と心ウキウキなメンバーたち。その準備の間もLEが「私たちは今まで日本に来る機会がなかなかなく、韓国に会いに来て下さるファンの方が多くいました。そうしたファンの方に『私たち必ず日本に行くので、待っていて下さい』とお伝えしましたが、約束を守ることができて、とてもうれしいです」と話し、トークでファンとコミュニケーション!

撮影=田中真二
そして、いよいよ電話が繋がると、サプライズメッセージの相手はナント、ソルジ! 「もしもし、こんにちは~、ソルジちゃん!」と朗らかに挨拶した彼女は「日本の皆さん! ソルジちゃんです! 今日この会場にいれないのが、すごく残念です。でも、次は必ず5人で日本の皆さんの前に立つことを約束します! その時『おかえり~』と言ってくれれば、うれしいです。あと少しの間待っていて下さい! ソルジちゃんでした! 愛してる~」と日本語でメッセージ。この言葉にファンが喜んだのはもちろんのこと、メンバーも嬉し泣き。ジョンファは「本当に会いたいですよ~!」と伝え、ソルジは涙ぐむファンに「愛してるよ!」と再度のラブメッセージ。ヘリンは感動から涙ぐむハニを優しく労わっていた。

撮影=田中真二
さらに“8月のジャパン・ツアー”というビッグ・ニュースが発表されると、ヘリンは「気分がとても良いですね!」と話し、元気いっぱいの彼女にLEが「ゲームのキャラクターみたい」とナイスな突っ込み。「日本ツアーでは、感動、楽しみ、そして笑顔をあげられるコンサートが出来たら!」(ヘリン)と意気込みを見せた。
そして本編ラストは「ホットに終えたい」(LE)という想いから「HOT PINK」でファンキーに盛り上がり。ハニはOKサインを右目に当てた後にセクシーなダンスを演じ、ヘリンは圧巻のボーカルを爆発させ、グルービン&セクシーな幕締めとなった。
 

Back to 90sな最新ナンバーで興奮は沸点越え!

撮影=田中真二
アンコールは今年4月に韓国で発売された「LADY」から。グラフィティ調のバックを背景に歌うこの曲は、90年代前半に韓国で大流行した“ニュージャックスウィングmeets歌謡曲”を今風にリファインさせた逸曲。ジョンファはハニの肩に後ろから手をかけてパフォーマンスし、終盤はハニのボーカルにヘリンが天まで届くようなフェイクを重ねてスリリング。ここでも“らしさ”を爆発させた。

そして最後は「最後まで楽しんでね!」(LE)、「一緒に歌って下さい~!」(ヘリン)という言葉と共に「How Why」へ。映画『友へ チング』での俳優チャン・ドンゴンの名セリフ「ニガ・カラ(お前が行け)Hawaii」にインスパイアされた歌詞「ニガ・カラ(貴方が行ってよ)How Why」が話題のこの曲は『友へ チング』ファンも必聴のチューン。サイン入りカラーボールを投げ入れながらのパフォーマンスは楽しさに溢れ、LEのパートでは彼女とジョンファが肩を組み、メンバー同士の仲の良さを伺わせる場面も多々。全6曲を歌い終えたメンバーは、口々に「愛してる~」「ありがとう」と言いながらサランへポーズや指ハートをプレゼント。ヘリンとハニは二人で一つのハートマークを作り、最後はメンバーが「ありがとう~」と感謝しながら、せり下がり、ステージを後にした。

撮影=田中真二
終盤、メンバーはファンとのファーストコンタクトをこう振り返った。

「私たち(日本語を)毎日勉強します。ちょっと、WAIT下さい」(ハニ)

「ちょっと待って下さい」(ヘリン)

「今日は私たちに大切な時間ですよ(になりました)」(ジョンファ)

「皆さんも大切な時間ですか(になりましたか)?」(ハニ)

「これからもっと勉強をして、流暢な日本語で皆さんに話すようにしますので、ちょっと待っていて下さいね! (ヘリンの肩に手をかけながら)こんなに沢山の方が来て下さるとは、夢にも思っていませんでした。ありがとうございます。これからのEXIDの日本での活動を期待して下さい!」(LE)

デビュー6年目での日本進出は“満を持して”と言う言葉がまさにぴったり。歌謡曲テイストを取り入れた楽曲は他のアイドルにない5人のオリジナルで、幅広い年齢層にアピールすること間違いなし。そして個性際立つキャラも申し分なし……となれば、日本での成功も確約されたようなもの。この夏、EXIDが日本の夏をさらにホットにする!

撮影=田中真二

ライター:きむ・たく

■公演概要
「EXID DEBUT SHOWCASE LIVE」
日時:2018年6月27日(水) 14:00 / 開演15:00
会場:場所: Zepp Tokyo

【セットリスト】
01. Up&Down
02. 昼より夜
03. DDD
04. HOT PINK
<Encore>
05. LADY
06. How why

【デビューショーケース LINE LIVE見逃し配信中!】
配信日時:2018年6月27日(水) 19:00~
配信URL:https://live.line.me/channels/260601/broadcast/8710069
※2018年7月4日(水)00:00 まで限定公開

【REPORT】EXID、日本デビュー記念記者会見に登場「Zeppから始め、いつか日本ドームツアーをやりたいです!」

■リリース情報
日本メジャーデビューシングル「UP&DOWN JAPANESE VERSION」
発売日:2018年8月22日(水)

○初回限定盤A TKCA-74681
CD+DVD
価格:2,500円(税込)

[CD]
1.UP&DOWN(JAPANESE VERSION)
2.CREAM(JAPANESE VERSION)
3.UP&DOWN(DJ moe Remix)
[DVD]
UP&DOWN(JAPANESE VERSION)
MV+メイキングA ver.

【特典】
EXID特製スローガン
トレーディングカード1枚(全6種ランダム封入)

○初回限定盤B TKCA-74682
CD+DVD
価格:2,500円(税込)

[CD収録内容]
1.UP&DOWN(JAPANESE VERSION)
2.CREAM(JAPANESE VERSION)
3.タイトル未定(日本オリジナル曲)
[DVD]
UP&DOWN(JAPANESE VERSION)
MV+メイキングB ver.

【特典】
スリーブケース
カラーブックレット40P
トレーディングカード1枚(全6種ランダム封入)

○通常盤 TKCA-74683
CD
価格:1,300円(税込)

[CD収録内容]
1.UP&DOWN(JAPANESE VERSION)
2.CREAM(JAPANESE VERSION)
3.UP&DOWN(Instrumental)
4.CREAM(Instrumental)

【特典】
トレーディングカード1枚(全6種ランダム封入)

EXID JAPAN OFFICIAL FAN CLUB:http://exid-official.jp/

記者 : Kstyle編集部