“昨年デビュー”KISSES「過去SM・JYPのオーディションに受かったけれど…今の自分に満足しています」

OSEN |

写真=D.C Records

KISSESにはアメリカデビューのチャンスも、大手事務所での練習生のチャンスもあった。しかし、KISSESは向こう見ずで始めるよりは、自身だけの正確な目標と夢を追った。それは韓国で活動するR&Bアーティストになることだった。

そのためにKISSESは1人でアメリカから韓国に来る大胆な決断を下した。家族と遠く離れて過ごすのは決して容易なことではないはずだ。KISSESは寂しさに耐えながら音楽制作に没頭した。その結果、KISSESは最近デビュー曲「Hope You're Ruined」を発売し、音楽界に第一歩を踏み出した。

OSENの取材に応じたKISSESは「デビューしたばかりなので、成績に対する欲はあまりないです。でも、空白期なしに継続的に作業したものを披露したいです。K-POP歌手として成功して『Mnet Asian Music Awards(MAMA)』の授賞式に立ってみたいです」と明らかにした。

――KISSESという名前がユニークですね。

KISSES:実は特に意味はありませんでした。インパクトを与えたくて、KISSESという名前に決定しました。しかし、KISSESを検索するとチョコレートの写真が出てきます。たくさん努力して私の写真がすぐに出てくるようにします(笑)。

――デビュー曲「Hope You're Ruined(潰れてほしいと願った)」もインパクトが強いですね。

KISSES:最初は仮題でした。別のタイトルにしようとしたのですが、「Hope You're Ruined」よりは弱い感じがしました。歌を聴いてみると、なぜタイトルが「Hope You're Ruined」なのか分かっていただけると思います。

――タイトルによって人気が決まるという言葉があります。不安はなかったのですか?

KISSES:実は不安でした。でも楽曲が本当に良くて破ってみたいと思いました。周りもタイトルを聞いて驚いていました。でも引き立って見えると思います。

――アメリカで学生時代を送ったようですね。

KISSES:韓国で生まれて8歳くらいの頃にアメリカに行きました。そしてアメリカでソングキャンプに参加しにきた韓国の音楽プロデューサーに会って、デビューすることができました。1年前に1人で韓国に来ました。

――自身だけの強みは何だと思いますか?

KISSES:韓国語と英語両方を駆使できることだと思います。ポップソングも簡単にカバーできるので、有利だと思います。

――アメリカでデビューを目指すこともできたと思いますが。

KISSES:幼い頃からK-POP歌手になりたいと思いました。学校に一緒に通っていた外国人の友達もBIGBANG、少女時代、Wonder Girlsなど韓国の歌手が好きでした。もちろん海外のプロデューサー、作曲家たちとの親交があり、一緒に制作もしました。また、アメリカならではの自由な環境が好きではありました。しかし、いつかは韓国でデビューしようといつも思っていました。帰りたいとずっと思っていたので、外国よりは韓国での活動に惹かれました。

――それでは、韓国の事務所のオーディションを受けたりもしましたか?

KISSES:アメリカにいた時、SM、JYPのグローバルオーディションを受けました。当時受かったのですが、いざ韓国に行こうとしたら不安になりました。結局諦めましたが、本当に残念で後悔しました。だから再び挑戦してここまで来ることになりました。今すごく満足していて、幸せです。

――アイドルを目指していたのですか?

KISSES:最初にオーディションを受けた時、事務所に入るとガールズグループとしてデビューすると想像はしていました。しかし、元々R&Bが好きだし、ジェネイ・アイコ、シドのようなソロアーティストを夢見ていました。こうやってソロとしてデビューできて毎日が嬉しいです。

――歌手としての夢は何ですか?

KISSES:歌手になること自体が夢で目標でした。デビューして叶ったのです。これから着実に楽曲を制作しながら、良い楽曲と公演を披露したいです。長い空白期間なしに着実に活動を続けます。K-POP歌手として成功して「MAMA」の授賞式に立ってみたいです。

――最後に話したいことはありますか?

KISSES:まだファンは多くないですが、歌を聴いて応援してくれた方々に感謝しています。「Hope You're Ruined」に続き、もっと良い楽曲で皆さんのもとを訪れます。期待してください。

記者 : キム・ウネ